NHLの王者を決めるスタンレー・カップ(プレイオフ)。
第1回戦が28日(現地時間)で、第2回戦進出チーム、8チームが全て出揃いました。
決定順にご紹介して参りましょう。
 
赤字は東コンファレンス青字が西コンファレンスのチームを表します。
順位がレギュラー・シーズンのコンファランス順位)


既に、途中経過でご報告したとおり、
 
22日には、フィラデルフィア・フライヤーズ(7位)が、ニュージャージー・デヴィルズを4-1で、
 
24日は、ピッツバーグ・ペンギンズ(4位)が、オタワ・セネターズを4-2で、
サンノゼ・シャークス(優勝)が、コロラド・アヴァランチを4-2で、
 
それぞれ破り、第2回戦進出を決めておりました。


続いて25日に1チーム決定。
 
ヴァンクーヴァー・カナックス(3位)
ヴァンクーヴァー  4 - 2 ロスアンゼルス(6位)
最初の2試合は延長にもつれ、3戦4戦も2点差の接戦。
2勝2敗と互角のカードといった雰囲気でしたが、
第5戦で7-2と大勝したヴァンクーヴァーがその勢いで勝ち上がりました。


さらに26日には2チームが決定。
 
ボストン・ブルーインズ(6位)
ボストン 4 - 2 バッファロー(3位)
ラスク(ボストン)とミラー(バッファロー)という
リーグ1位・2位のゴーリーを擁するチームの激突
第4戦は再延長にもつれるなど、こちらも接戦ばかりでしたが、
第2戦から第4戦で3連勝し王手をかけたボストンが逃げ切りました。


 
シカゴ・ブラックホークス(2位)
シカゴ 4 - 2 ナッシュヴィル(7位)
第1戦、第3戦と勝利したナッシュヴィルが主導権をとっていた感じでしたが
やはり2勝2敗で迎え、延長までもつれた第5戦に勝利し王手をかけたシカゴが
そのまま勝ち上がりました。


さらに7戦までもつれ込んだ2試合は、まず27日に1チームが決定。
 
デトロイト・レッドウィングス(5位)
デトロイト 4 - 3 フェニックス(4位)
第1戦、第3戦と、こちらもフェニックスが先行しながら、
第5戦で逆にシカゴが1歩リード、それでも第6戦でフェニックスが逆王手。
がっぷり四つに組んだカードでしたが、一昨年の覇者デトロイトが制しました。


そして28日、ラストの1チームが決定。
イメージ 1
モントリオール・カナディアンズ(8位)
モントリオール 4 - 3 ワシントン(優勝)
そしてコンファランス優勝のワシントンが3勝1敗でリードし、
楽々第2回戦進出を決めるかと思われたのですが、
第5戦からモントリオールが奇跡の3連勝で、勝ち上がりました。


これにより、第2回戦の組み合わせは以下の通りとなりました。

ピッツバーグ(4位)vs モントリオール(8位)
ボストン(6位)vs フィラデルフィア(7位)
サンノゼ(優勝)vs デトロイト(5位)
シカゴ(2位)vs ヴァンクーヴァー(3位)
 
西が地区優勝3チームが全て残ったのと対照的に、
東は地区優勝チーム全て敗退という結果になりました。
また、ピッツバーグとデトロイトの3年連続同一カード決勝の可能性も残っております。
 
29日サンノゼvsデトロイト戦から、第2回戦、既にスタートしております。