当ブログ毎月恒例の「20世紀のロック・ソング」のファン投票。今月も実施させていただきました。今回はロックン・ロール時代の大物とも、創始者とも言われた、エルヴィス・プレリーを恐れ多くも取り上げさせていただきました。

私がロックを聴き出した70年代前半は、既に彼は過去の人になってはいたのですが、デビューからまだ20年も経ってなかった頃で、最初のロックン・ロール・スターという感じで、別格の人という威厳はありました。ただ、やはり旬な時期を直接体験していなかった所為か、まわりに熱烈なファンもいなかったし、このブログを始めてからも、あまり彼の事を取り上げた記事は見たことがなかったです。

そんな中での今回の投票、やはりみなさんあまり馴染みがないせいでしょうか、この企画始まって以来の低調な投票となりました。8名の方から12曲37票しか、いただけませんでした。それでも、いつもの通り、ランキングにして発表したいと思います。早速、参りましょう!

毎度のことですが、順位の付け方については、得票数の多い順で、同数得票の曲間の順位については、当ブログにおけるコメント数の多いファンの方が投票した曲が上位になるようあくまでも遊びで順位をつけております。


まずは1票を獲得した3曲。いきなりベスト10です。

第10位タイ(1票獲得曲)

Fever
Glory Glory Halleluja
A Little Less Conversation

私もプレスリーは有名曲しか知らず、う~ん、この3曲はわかりません。「Glory Glory Halleluja」は、私の思ってたアメリカ民謡とはちょっと違ってるような感じでした。

それでは、まずこの中から68年の映画の曲として発表された「A Little Less Coversation」をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=hqUfzJACijU&feature=related


さあ、ここから複数票獲得曲。まずは第9位から第6位まで。

第9位 Blue Suede Shoes [2票]

第8位 Burning Love [2票]

第7位 You Don't Have to Say You Love Me(この胸のときめきを) [3票]

第6位 Don't Be Cruel(冷たくしないで) [3票]

さすが、複数票となると、有名曲ばかり並んでますね。第7位の「この胸のときめきを」はダスティ・スプリングスティーンのヒットとして知られてますね。また、第6位の「冷たくしないで」は、チープ・トリップもカヴァーしてました。

それではこの中から、デビュー・アルバム「エルビス・プレスリー登場!」のオープニング・ナンバー、第9位の「Blue Suede Shoes」をご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=T1Ond-OwgU8


早くもベスト5までやって参りました。得票数は少ないですが、曲は十分に「20世紀のロックソング」に登録しておかしくないモノばかりです。

第5位 Love Me Tender [4票]

最早これはスタンダードですね。56年発表のバラード・ナンバー。エルヴィスが始めて出演した映画のタイトルにもなりました。

第4位 Hound Dog [4票]

もともとはビッグ・ママ・ソーントンという女性ブルーズ・シンガーが52年に発表した曲で、これをエルヴィスが「冷たくしないで」のB面として発表したもの。やはりエルヴィスの代表曲として知られてます。「♪お前はハウンド・ドッグ以外の何者でもない」と日本語で歌うのが、昔、私の周りで流行りました。

いよいよベスト3の発表です。

第3位 Can't Help Falling in Love(好きにならずにいられない) [4票]

エルヴィス主演の映画「ブルー・ハワイ」で使用された曲。コリー・ハートやUB40のカヴァーも有名ですね。この曲の作者の1人、ジョージ・デヴィッド・ワイスは、後にルイ・アームストロングの「What a Woderful World(この素晴らしき世界)」の作者としても知られてます。
http://www.youtube.com/watch?v=s5doQJ5SHFY

第2位 Heartbreak Hotel [6票]

RCAレコードへ移籍して最初のシングルにして、エルヴィス最初の全米No.1ヒット。全てはここから始まった!って感じでしょうか。トップと同数ながら2位に甘んじてしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=bKYf8LGRyHw


そうすると、1位は?





(スクロールして下さい)




第1位は!
ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ(ドラムのロールです)





(もうちょっとスクロールして下さい)









第1位 Jailhouse Rock(監獄ロック) [6票]

どれが1位に来るかいろいろ予想した中では、一番可能性が低いと思っていたのですが、見事トップを獲りました。初期のクイーンのライヴで、アンコールの定番だったりとか、映画「ブルース・ブラザーズ」のラストを飾る曲としても有名です。破壊力のあるパワフルなナンバー。



ということで、少ない票数ながらも、並べてみたらそれなりの形になってるところ、さすがキング・エルヴィスです。これだけの曲でも、十分にに彼の力を理解することができると思います。


さて、お楽しみの個人賞の発表に移らせていただきます。

個人賞の発表


オンリー・ワン賞(投票した曲全て1票のみ)
ここは、1票獲得曲が3曲しかなかったので、ありえな~い!

オール・フレンズ賞(ネーミング悪いですが、投票した曲全て複数票獲得)
そうするとこちらは、そこそこ獲得ということで、5名です。SGTさんAC/DCまささんまいちゃんKAZUさん気ままにさんそして私コシです。おめでとうございました。

オール・ベスト10賞(投票した曲全てベスト10入り)
1票獲得曲が3曲10位タイということで、なんと全員受賞! おめでとうございます。(ありがたみが、ないかな?)

さらに今回はオール・ベスト3賞を2名の方が獲得されました。KAZUさんと私コシです。おめでとうございます。一方「オールベスト5」は該当者なし。AC/DCまささん、KAZUさん、気ままにさん、そして私コシの4名、あと1曲が足りませんでした。残念!

コシとナカヨチ賞(ブログ主の私とのカブリが多かった方)
最後に、私とのカブリが多かった方に差し上げているこの賞、今回は、遂にパーフェクトが出ました! 私と5曲全く同じ曲に投票されたのは、なんとKAZUさんでした。超ナカヨチね!


さて、今回は個人別投票結果も一気にやってしまいます。8名全員から「公開可」のご連絡をいただいております。(「公開可」を書き忘れた方、永久「公開可」申請も受け付けております。いちいち公開可を書かなくても常に公開させていただきます。)それでは、投票いただいた順に行きます!

まいちゃん の 5曲

「バーニン・ラブ」
「この胸のときめき」
「ラヴミー・テンダー」
「ハートブレイク・ホテル」
「グロ~リ、グロ~リ、ハレル~~~ヤァー」っていうやつ

AC/DCまささん 5曲

1.ハウンド・ドッグ
2.ラヴ・ミー・テンダー
3.監獄ロック
4.この胸のときめきを
5.好きにならずにいられない

SGTさん の 5曲

「この胸のときめきを」
「ハートブレイク・ホテル」
「監獄ロック」
「LOVE ME TENDER」
「バーニン・ラブ」

KAZUさん の 5曲

Heartbreak Hotel 
Don't Be Cruel
Jailhouse Rock
Can't Help Falling in Love
Hound Dog  

気ままにさん の 5曲

『監獄ロック』
『ハート・ブレイク・ホテル』
『ハウンド・ドッグ』
『ブルー・スウェード・シューズ』
『ラヴ・ミー・テンダー』

takichiさん の 5曲

・Blue suede shoes
・Heartbreak Hotel
・Jailhouse Rock
・Fever
・Don't be cruel

nyaoさん の 2曲

「Can't Help Falling in Love」
「A Little Less Conversation」

コシ の 5曲

Hound Dog
Jailhouse Rock
Don't Be Cruel
Can't Stop Falling in Love
Heartbreak Hotel

それでは、ラストに「Hound Dog」を、エド・サリヴァン・ショーの映像でお楽しみ下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=E6A3vLlVa3I

以上で全ての結果発表が終了いたしました。今回の投票もとっても難しかったですが、参加いただいたファンのみなさん、ありがとうございました。

それではまた来月の投票をお楽しみに!次回はみなさん奮ってご参加願います!