昨日の土曜日は、知り合いから買ったチケットがあったので、落語を観て参りました。富山出身の三遊亭良薬さんと、桂米福さんの二人会。1人2席を披露し、計4席。休憩も入れて2時間半弱。全国的な人気の面ではイマイチ(というか無名ですね)の2人ですが、地元では知られてるおかげで、250人程度は入れる場所だったのですがほぼ満員でした。落語なんて門外漢なので、上手いか下手かも良くわからないのですが、それなりに楽しむことができました。

そして、も一つ大ニュース。我が家に新しいパソコン君がやってきました。これまで、7年前のメモリーが256MBのパソコンで、重たい重たいと思いながら我慢してやって参りましたが、ウィンドウズ7も出たということと、ブルーレイ付のポータブル・パソコンが破格で出ていたので、ゲットしました。今度は4GBのデュアル・コア、あまりの速さに感激しております。これで、みなさんのところへ訪問する頻度も増やすことができそうです!

ということで、年末商戦に巻き込まれながら、今週もこのコーナー進めて参りましょう。99回ということで、久しぶりにゲストの登場です。


「おいどんにはチビたちがいるから、花形くんのようにシーズンを棒に振ってまで大リーグ・ボールに挑むことはできないですたい!」


う~ん、何とも言えない生活感溢れるお言葉、同情いたします! 今晩のゲストは大洋ホエールズ、背番号99、左門豊作さんです!

それでは、左門さんと一緒に、先週のロック界の出来事、振り返ってみましょう!
 7日 誕生日:トム・ウェイツ(49年)
 8日 誕生日:ジム・モリスン(43年)
10日 レッド・ツェッペリン ロンドンで再結成ライヴ(07年)
12日 ミック・ジャガー 英国王室より爵位授与(03年)
13日 誕生日:ジェフ・バックスター(48年)
ジョン・レノンの命日とジム・モリソンの誕生日が同じ日だったとは知りませんでした。ミックは爵位受けたけど、キースはどうなっているんだい?と突っ込みたくもなりますね!

続いて、いつものコーナーです。今回は、これまでご紹介できてない今年の新譜で固めました。本来は「ロック日記」の書庫で、1つの記事でじっくりご紹介してもおかしくない3枚なのですが、年末のヤボ用を考えますと、とてもピックアップできそうもないということで、まとめての紹介となりましたが、どのアルバムも素晴らしい力作です。

それでは参りましょう! 私が通勤途上等で聴いてきたBGMを~! リワインド!ですたい!!


Keep Calm And Carry On / Stereophonics (09年発表)

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一昨年の10周年記念アルバム「Pull the Pin」以来2年ぶりとなる、UKの国民的バンドとまで称えられているステレオフォニックスの新作が届けられました。前作はハードネスを持った作品が中心でしたが、今回は初期の彼らの感触を思い出させるような曲も散りばめられていて、私としては久しぶりに、ステレオフォニックスらしいアルバムになったなぁということで、大歓迎の1枚でした。
ケリー・ジョーンズのソング・ライティング力がこのバンドの魅力の大きな部分を占めているわけなのですが、やはり10周年を経たからなのでしょうか、ここのところナリを潜めていた、1stや2ndで聴かれた、カラリとしたポップでビートの効いた曲が、一部戻って来ました。
キャリアの長いバンドらしい貫禄と、彼らのサウンドのベースにあった青春の憂いが見事にマッチした作品に仕上がりました。

今晩は2曲目に収録され、リード・シングルとなった「Innocent」のPVをご覧下さい。



House of Commons / White Light Parade (09年発表)

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続いては新人バンドのご紹介。英国はブラッドフォードで結成されたバンド。それぞれソング・ライティングをできリード・ヴォーカルもとれる、ダニージョノイエイツ兄弟を中心に、ベースと女性ドラマーからなる4人組。カサビアンやキーンのサポート・アクトもやっていたということですから、その実力は折り紙つき。
私の耳には、懐かしさも感じる80年代前半のパンク・ニューウェイヴ・バンドを彷彿とするものがあります。日本ではインディ中心のファブトーン・レコードからのリリースということで、あまり宣伝はされてませんが、私今年1番の新人だと思ってます。
特に弟のジョノのヴォーカルが、ジョー・ストラマーに似てるもんですから、なんかとっても強い思い入れを持ってしまいます。

今晩は兄のダニーの手による曲を聴いてみて下さい。「Wake Up」です。
http://www.youtube.com/watch?v=iCnk-qXyyyg


This Time / The Robert Cray Band (09年発表)

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さて、今晩ラストはしっとり締めましょう。80年代にエリック・クラプトンと共演して一躍メジャーになった、ロバート・クレイが自らのバンドを率いて発表した新作です。ソツがない手堅い感じで活動を続けていましたが、そんな所が逆に物足りなさになり、「Smoking Gun」以来、ヒットに見放されて来ました。(そもそも、ブルーズ・ギタリストの曲がUSで売れるのは稀なのでしょうがね。)
そんな彼の新作、これがなかなか良いという評判だったので、私もあまり積極的に聴いて来たわけではないのですが、ゲットしてみました。ジャケットのクレイの表情も凄く良かったし。
確かにこれはいいアルバムです。どろどろのブルーズというわけでもなく、チャラチャラしたAORでもなく、しっかりと腰を落ち着け、大地にどっしりと足を踏みしめた、いぶし銀のブルーズ、ブルーズ・ロック、ブルーズ・バラードが楽しめます。

ここからも2曲目に収録されている「I Can,t Fail」のライヴ映像をお楽しみ下さい。私、この曲、今年のベスト・ソングの1曲ではないかと思ってます。



雪はまだ降りませんが、夜の行動は完全に年末モード。今週も、十分な記事更新はできそうもないですし、みなさんのところへもなかなかお邪魔できず、恐縮に思っております。が、ファンの皆さまは、ぜひともファン投票にご協力お願いいたします。

それでは、最後に左門さん、一言どうぞ!

「お京さんに惚れたとです!」

青春ですねぇ~! また来週!!