本日は、お墓参りのため、金沢の実家の方へ行ってきます。夕べは、記事書いた後、パソコンがウィンドウズのファイル更新をしてるのを待ってたらそのまま寝てしまいました。そのおかげで、今朝は早く目が覚めましたので、朝の爽やかな(というか、雨降って涼しいだけなのですが)気分の中で、軽くこのシリーズで進めたいと思います。

ようやく折り返し地点まで来ましたレコード・コレクターズ誌 7月号で特集されていたアメリカン・オールディーズ 1954-1966のベスト100のご紹介。レココレ誌はもう9月号まで出ちゃいましたが、ここまで来たら最後まで行きたいと思います。

早速、ご紹介しましょう。第51位から第55位です。
第51位 California Dreamin' / The Mamas & The Papas
第52位 La Bamba / Ritchie Valens
第53位 Ain't That a Shame / Fats Domino
第54位 I Only Have My Eyes for You / The Flamingos
第55位 Sincerely / The Moonglows
上の3曲は、ロック・ファン、ポップス・ファンにも十分にお馴染みの曲ですね。それぞれ、たくさんのアーティストにカヴァーされていますし、カヴァーが改めてチャート・インする位のヒットになってるものもありますね。

一方の下の2曲はいずれも、私の不得意なドゥ・ワップの名曲のようで、たぶん、アメリカ人なら誰もが知ってる曲ではないかと思いますが、私はこの2曲知りませんでした。

そんなわけで、お盆ですので、特別に2曲取り上げます。


I Only Have My Eyes for You / The Flamingos (59年発表)

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邦題は「瞳は君ゆえに」
このフラミンゴスはシカゴ出身のコーラス・グループで、この曲が彼らの最大のヒットのようです。イントロのギターのソフトなストロークから、夢見心地のヴォーカル、コーラスへとつながる味のある曲。早口で「ドゥ・ワップ・シュ・ワップ」とくるコーラスが、とっても印象的ですね。
もともとは34年に映画の主題歌として作られた曲なのだそうですが、ドゥ・ワップの名バラードになっております。私、実は観てないのですが、映画「アメリカン・グラフィティ」でも効果的に使われているそうです。

それでは、この曲をかなり後年のTVライヴ映像でご覧下さい。



そして、もう1曲。

Sincerely / The Moonglows (54年発表)

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ほんと、ドゥ・ワップは、全くスルーして来ておりまして、どんなアーティストが代表格なのかも、全然わからないのでありますが、このザ・ムーングロウズは、人気・実力ともにドゥ・ワップのトップに位置するとも評価されているようです。これまたシカゴのグループだそうで、ポップ・チャートに4曲、R&Bチャートに7曲をチャート・インさせているそうです。
メンバーのハーヴィ・フークァのソング・ライティング力も素晴らしいようですし、その彼が発掘したマーヴィン・ゲイもこのグループに在籍していたことがあるようです。
この曲は、オールディーズの王道・お手本といった感じで、スウィートなヴォーカルとコーラスをじっくりと楽しむことができる佳曲だと思います。



2曲とも胸キュンのいい曲ですね。ドゥ・ワップも少し深めた方が良さそうです。