2晩続けてとなりますが、今宵も「懐かしのポップス天国」の記事を掲載させていただきます。
今晩は、UKのスタジオ・ミュージシャンが集まって結成されたザ・ファースト・クラスの74年のヒット曲です。
私が、74年に初めて買った洋楽雑誌「ミュージック・ライフ」に、シングル紹介のコーナーがあって、そこに今月の一押しシングルとして、紹介されてたことから、記憶に強く残ってます。
当時は、日本のラジオ番組でかかる洋楽しか知らなくて、USやUKのチャートでヒットしている曲ってのは、マイナーなレコード会社からの配給だと、なかなか聴けない状態でした。(うちの田舎ではFENなんて、聞けませんでしたし。)
そんなわけで、この曲も、ラジオでそれほど頻繁に聞けた曲ではなかったのですが、たまたま、何かの番組で紹介され、ML誌で知っていたこともあって、注意して聞くことができました。
一聴しただけで、耳に残るとっても親しみ深いメロディと、夏の海の楽しさを全て音に注ぎ込んだような明るいアレンジの、めちゃくちゃポップな曲でした。シングル買うことはなかったのですが、今でもしっかりと記憶に残っている、とっても大好きな曲です。
ほとんど、これ一発のヒットのグループだったので、その後全くその名前を聞くことがなかったので、ウィキペディアで調べてみました。
ジ・アイヴィー・リーグのメンバーだった、ジョン・カーターが、スタジオ・シンガーだったトニー・バロウズとコラボして、60年代後半から、ザ・フラワー・ポット・メンやエディソン・ライトハウスの名義でヒットを飛ばしていたそうです。
このコラボが、74年にザ・ファースト・クラスの名義で、シングルとして発表したのが、この曲です。UKのグループながら、USチャートで4位(UK本国では13位)にまで上る、スマッシュ・ヒットとなったそうです。
それでは、私も初めて観た、彼らのTV出演時の映像です。まるで、ベイ・シティ・ローラーズかと思うくらい、アイドル然とした出で立ちです。