月イチでお送りしております「ファンが選ぶ20世紀のロック・ソング」の投票。今回はレコード・コレクターズ誌とタイアップしまして、ビートルズをテーマとしました。レココレ誌の方は、前期(赤の時代)・後期(青の時代)・ソロ期の3回に分けて、それぞれ50曲選出して行っておられるようですが、こちらは一気にソロも含めた全時代を対象としました。

ただ、このシリーズ、既にビートルズ編(第1回)、ソロ・ビートルズ編(第7回)とやってしまってました。が、それぞれたったの5曲ずつしか「20世紀のロック・ソング」として選出していないということで、この20世紀最大のバンドとしては物足りない状態でした。そんなわけで今回は、既に選ばれた10曲を除いて、ファンのみなさんに投票いただきました。(ここのところの周知がうまくいってなかったようで、ご迷惑をかけた方もいらっしゃいました。)

既に実施した回の投票結果は以下のとおりです。

第1回(ビートルズ編)の結果(07/2/11発表、記事はこちら。)
第1位 Let It Be
第2位 Strawberry Fields Forever
第3位 In My Life
第4位 A Hard Day's Night
第5位 Yesterday

第7回(ソロ・ビートルズ編)の結果(07/6/23発表、記事はこちら。)
第1位 My Sweet Lord / George Harrison
第2位 Imagine / John Lennon
第3位 Band on the Run / Paul McCartney & Wings
第4位 Jet / Paul McCartney & Wings
第5位 Another Day / Paul McCartney

今回は35名の方にご参加いただき、266票の投票を135曲に対していただきました。今回新たに投票いただいた方に加え、今回投票に参加いただけなかった方でも、第1回と第7回に投票いただいた方は、上の10曲以外の曲に今回投票いただいたものとして、集計しております。上記のうち、15名66票がこれによるものです。ソロ・ビートルズだけの中から投票いただいたものもあり、やや今回の投票条件とは異なりますが、まあお祭りですから勘弁して下さい。

レココレ誌では、「Tomorrow Never Knows」が赤の時代の3位、「Happiness Is Warm Gun」が青の時代の5位ということでした。もういつまでも「Yesterday」「Hey Jude」「Let It Be」の時代ではないんだなぁと思いました。さて、当ブログのファンのみなさんは、どんな順位をつけてくれたでしょうか。

毎度のことですが、順位の付け方については、得票数の多い順で、同数得票の曲間の順位については、当ブログにおけるコメント数の多いファンの方が投票した曲が上位になるようあくまでも遊びで順位をつけております。

それでは参りましょう! ビートルズ敗者復活編の投票結果発表です!

まずは1票のみご紹介。第53位タイに83曲です。ヒエ~!!

第53位タイ(1票獲得曲)

P.S. I Love You、All I've Got to Do、All My Loving、I Wanna Be Your Man
Not a Second Time、Money、This Boy、Long Tall Sally
I'm Happy Just to Dance with You、Rock And Roll Music、Ticket to Ride
Yes It Is、The Night Before、I Need You、You Gonna Lose That Girl
It's Only Love、We Can Work It Out、You Won't See Me、Michelle
If I Needed Someone、Run for You Life、Paperback Writer、Taxman
Love You To、Yellow Submarine、For No One、Bad Boy
Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band、With a Little Help from My Friends
Lucy in the Sky with Diamonds、She's Leaving Home
When I'm Sixty-Four、Your Mother Should Know、Fool on the Hill
Revolution、Back in the USSR、Glass Onion、Ob-La-Di, Ob-La-Da
Don't Pass Me By、Blackbird、I Will、Julia、Birthday、Yea Blues
Mother Nature's Son
Everybody's Got Something to Hide Except Me And My Monkey
Sexy Sadie、Savoy Truffle、Good Night、Octpus's Garden、I Want You
「Abbey Road」B面メドレー、Golden Slumbers、Two of Us、I Me Mine、Real Love

[John Lennon]
Instant Karma、Power to the People、Crippled Inside、Oh My Love
Happy X'mas、Whatever Gets You Thru the Night、#9 Dream
Just Because、Woman

[Paul McCartney]
Junk、Uncle Albert/Admiral Halsey、The Back Seat of My Car、Rock Show
Mull of Kintyre、London Town、With a Little Luck、Ebony And Ivory
Somedays、Same Love

[George Harrison]
What Is Life、Beware of Darkness、Dark Horse、Crackerbox Palace
Love Comes to Everyone、Blow Away

[Ringo Starr]
It Don't Come Easy、No No Song

いや~凄い、デビュー・シングルのB面からアンソロジー2でシングル化されたビートルズ最後のオリジナル曲まで、ほぼ全時代を網羅するソング・リストです。ソロ・ビートルズ編で投票していただいた曲も入って来て、ソロ時代もいろいろ取り揃えております。もっと上位に来てもおかしくない曲もあれば、こんな隠れた名曲までとなかなか面白いラインアップになりました。

さあ、スペースも限られていますので、第52位から31位を一挙に紹介します。特に表記のないものはビートルズ名義の作品です。
第52位 My Love (Paul McCartmey & Wings)
第51位 Because

第50位 Mother (Plastic Ono Band)
第49位 Maybe I'm Amazed (Pauk McCartney)
第48位 You're Sixteen (Ringo Starr)
第47位 Here Comes the Sun
第46位 Hey Bulldog
第45位 Being for the Benefit of Mr. Kite 
第44位 Norwegian Wood
第43位 Starting Over (John Lennon)
第42位 Helter Skelter
第41位 Got My Mind Set on You (George Harrison)

第40位 Anytime at All
第39位 You Can't Do That
第38位 Drive My Car
第37位 Penny Lane
第36位 Eight Days a Week
第35位 Girl
第34位 You've Got to Hide Your Love Away(悲しみはぶっとばせ)
第33位 Mr. Moonlight
第32位 I Should Have Known Better (恋する二人)
第31位 Gimme Some Truth (John Lennon)      [以上、2票獲得]
ここは全て2票獲得曲。ソロ作品も7曲入りました。「Helter Skelter」や「Penny Lane」、「Here Comes the Sun」はもう少し上位へ行くかなぁと思いましたが、ここにとどまりました。一方、これらと肩を並べて「Mr. Kite」や「Hey Bulldog」がランクインしているのも嬉しいですね。

さあさあ、どんどん行きましょう! 第30位から21位までです。
第30位 Photograph (Ringo Starr)  [2票獲得]
第29位 Dear Prudence       [以下、3票獲得]
第28位 Love (Plastic Ono Band)
第27位 Oh! Darling
第26位 Please Please Me
第25位 Eleanor Rigby
第24位 The Long And Widing Road
第23位 I'm Only Sleeping
第22位 Here There And Everwhere
第21位 Rain
珠玉の名曲の数々がどんどん出てきますねぇ。どの曲もベスト10入りしてもおかしくない曲ばかりです。アルバム「Revolver」から3曲と同時期のシングルB面が入っているのが特徴的でしょうか。

以下、後編に続きます。こちらをどうぞ!