さあさあ、今宵も2週連続となりました「懐かしのポップス天国」のコーナー。ただいま第1四半期決算の真っ最中で忙しいので、さらりとやらせていただきます。
やはり60年代後半から70年代前半にかけては、フレンチ・ポップスというのが、普通にラジオの洋楽番組で聴けた時代でして、英米の曲にも負けないくらいのヒットを飛ばしておりました。
今晩、ご紹介するフランソワーズ・アルディも、そういうフレンチ・ポップスの代表的シンガーで、憂いのある洒落たメロディで、ここ日本でも結構な人気でした。後に、日本のテレビ・ドラマで、彼女の「もう森へなんか行かない」が主題歌で取り上げられた時も、時ならぬブームになった事もありました。
そんな彼女の曲で、70年代前半良く聴いたのが、この曲です。
イントロのリフが、キャッチーです。Aメロの囁くような彼女ヴォーカルと、なんとも悲しげなメロディに、心惹かれてしまいます。マロニエの並木道を枯葉を踏みしめながら歩いてるよな雰囲気が、なんとも言えません。
なにはともあれ、聴いてみましょう。曲名知らなくても、ご存知の方も多いと思います。
当時は、なんかお高くとまったお姉様だと思ってたんですが、この映像みると、とっても親しみ深い、素敵なおねえさんですねぇ。ストライクです。
彼女のベスト、テープで持ってたはずなんですが(確か90分テープの片面で、もう片面にはポルナレフが入ってたはず)、どうも見当たりません。このテープは、車の中でかけても洋楽嫌いな嫁も喜んで聴いてました。
ユーミンの曲に「私のフランソワーズ」って曲がありますが、もちろん、この人の事です。
私らの世代では、シルビィ・バルタンよりも身近なシンガーだったと思います。