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2006年も残すところ後1日となりました。今年の私の最も大きな出来事は、やはりこのブログを始めたことだと思います。ブログ始めたころに書きましたが、会社にいると、そもそも洋楽知っている人が少なく、多少知っていても趣味が全然違うため、話が噛み合わないことが多かったのでした。ものは試しで、いろいろ自分の好きなアーティストの記事書いたり、新着で面白そうな記事書いている方のブログへお邪魔したりしているうちに、本当に自分の趣味とピッタリくる方や、これから自分が深く聴いていきたいと思っている音楽を詳しく教えてくれる方、自分の知らなかった豆知識をご教授いただける方、いろんな方々とお知り合いになれたこと、素晴らしい財産を賜ったと感謝いたしております。

会社の方は7~9月にかけて殺人的な忙しさだったのですが、決算の時期を除いてはなんとか平穏無事になってきました。(まだまだ問題・課題は山積みですが。)しかし、この忙しさの中で、本来の自分はどうあるべきかということに思いが至り、これからの自分の人生スタイルを確立できたかなぁと思っております。将来振り返った時に、今年は転換期だったなと思える年でした。(抽象的な物言いですいません。)

映画は、今年はあまり観にいかなかったなぁ。劇場で観たのは「ダ・ヴィンチ・コード」と「デスノート」の前編・後編だけでした。DVDも全く借りなかったし。本当に観たいなと思う映画もなんか少なくなってきたような気もします。「ナントカ3」って類が多くなってきましたしね。戦争モノは基本的に観ないタチなもんで。いい映画があれば、これも記事にしたいと思っているのですが。

お笑いもだいぶみんな消耗してきて、キレやパワーがなくなってきていますね。桜塚やっくんも面白いが好きな笑いではないし。博多華丸(これ、今年ブレイクですよね)がブライテスト・ホープでしょうか。だけど児玉清だけでこの後どれだけ引っ張れるか。HGもほとんど消えたような。M-1でのチュートリアルは勢いがありました。長い間やってきただけにうれしいですね。正月の番組でのお笑い芸人の露出度が楽しみです。とにかくみんな芸やネタを大事にして欲しいものです。

だんだん、年寄りのグチみたいになってきたな。はじめて書庫のタイトルらしく「ひとりごと」になってきたぞ!

ようやく音楽の話で、そろそろ締めに入っていきましょう。今年は、ディランポール・サイモンニール・ヤングフーニューヨーク・ドールズのスタジオ・オリジナル・アルバムの新譜が発表されました。おまけにビートルズの新作とかいうものまで発売され、オイオイ、本当に今は21世紀かと疑いたくなるような、大物アーティストの新作ラッシュでした。55年の「ロック・アラウンド・ザ・クロック」をロックの起点と考えるならば、既に50年の歴史を経たわけで、クラシックにはまだまだですが、私がロックを聴きだした70年代当時のジャズやブルースの歴史に匹敵しているわけで、ロックも相当大人になったんだなぁと感慨深いものがあります。

一方、若手の方からもエル・プレジデンテというプリンス・フォロワーや、おやじの大はしゃぎで失笑を買ったマイ・ケミカル・ロマンスにより、70~80年代ロックを思わせる快作が発表されました。

さらに、現役の大物バンドレッド・ホット・チリ・ペッパーズプライマル・スクリームが期待に応えた新作を発表してくれました。そういう意味で、2006のロック・シーン、青・壮・老のバランスの取れた収穫の大きい1年であったように感じます。他にも聞き落としているアーティストがいることは重々承知してますが、私の聴いた範囲だけでもゴージャスな1年でした。

映像の方では、なんと言っても、ディラン「No Direction Home」でしょう。「Juda!」「You're Liar!」のやり取りの現場を映像で観ることができるとは、お釈迦様でも想像できなかったでしょう。You Tube観てても、びっくりするような映像が時々出てきます。凄い世の中になったものです。

2006年は、仕事は最悪だったけど、会社での人間関係やプライベート面ではかなり最高の部類に入る1年だったと思います。ブログで知り合った皆さんとは、長い方でもまだ4か月ですが、おかげさまでいい1年を演出していただいたと思っております。本来でしたら、年末・年始のご挨拶に伺うべきところですが、31日から実家に帰るもので、十分にブログができるかどうかわかりません。この記事にてご挨拶に変えさせていただきたいと思います。

みなさん、今年1年、本当にありがとうございました。

良いお年をお迎え下さい。