#152 Bad Company
今月もなんとか、「続・20世紀のロック・アルバム」を一歩進めることができました。今回は、バッド・カンパニーのデビュー・アルバムをピックアップいたしました。Bad Company74年発表元フリーのポール・ロジャース(vo, g)とサイモン・カーク(dr)、元モット・ザ・フープルのミック・ラルフス(g)、元キング・クリムゾンのボズ・バレル(b)の4人が結集して結成されたバンド。いわゆるスーパー・グループです。当時はクイーンと並んで、これからのブリティッシュ・ロック担うバンドと、大貫憲章氏に称えらえておりました。ラルフスの加入があったこともあるのでしょうか、フリーに比べるとブルーズ色がかなり薄まり、ポップ要素も含んだハード・ロックを聴かせてくれました。もちろん、ロジャーズのヴォーカルがこのバンドの魅力でありました。ジャケットのインパクトも強かったこのデビュー・アルバムは、USのアルバム・チャートで1位を獲得して、鮮烈なデビューを果たしました。① Can't Get Enoughオープニングの①は、最初のシングル・カットとなったデビュー曲。USのシングル・チャートで5位に入るヒットとなりました。間奏ではロジャースもギター・ソロを弾きツイン・リード・ギターを披露しています。② Rock Steadyオープニングのギター・ソロが印象的な②は、グルーヴ感がもの凄く、アルバム中、最も格好いナンバーではないでしょうか。ロジャースのヴォーカルも味があります。https://www.youtube.com/watch?v=WTxfXUhKub0&list=RDWTxfXUhKub0&start_radio=1③ Ready for Loveラルフスがモット・ザ・フープル時代に書いて、アルバムにも収められた曲を、こちらで再演した③。マイナー調のメロディが印象的で、ロジャースが歌うことでより磨きがかかったように思います。https://www.youtube.com/watch?v=ZUzZvaMYL60&list=RDZUzZvaMYL60&start_radio=1④ Don't Let Me Down⑤ Bad CompanyA面ラストの④はビートルズとは同名異曲。ちょっとゴスペルの雰囲気も感じるしっとりとしたナンバー。ロジャースとラルフスの共作。B面オープニングの⑤にはバンド名をタイトルとした曲を持って来ました。ロジャースが弾くピアノが印象的。ブルーズ・フィーリングを感じるこの曲は、ロジャースとカークの共作。https://www.youtube.com/watch?v=JXQJpyQBShU&list=RDJXQJpyQBShU&start_radio=1⑥ The Way I Choose⑦ Movin' On⑥はロジャース作のこちらもじっくりと聴かせるナンバー。一転、⑦ではアップ・テンポのロック・ナンバーを聴かせます。こちらはラルフスの作。https://www.youtube.com/watch?v=4I5ZKp9b0FA&list=RD4I5ZKp9b0FA&start_radio=1⑧ Seagullラストの⑧は、ロジャースのアコースティック・ギターによる弾き語り。ラストに持って来るだけあって、良くできた曲だと思います。70年代中期を代表するUKバンドの鮮烈なデビュー作。20世紀を代表する1枚に挙げて良いでしょう。