RS-36 1981年4~12月のストーンズ
ザ・ローリング・ストーンズが発表したレコードを順番にフォローしているこのコーナー。前回の1981年の1月から3月は、2枚のベスト・アルバムをご紹介しましたが、今回はいよいよ新作の登場です。UKS-27, USS-36Start Me Up / No Use In cryingまずは、アルバムの発表に先立ってシングル・カットされたこの2曲からです。A面のこの曲は、アルバムのオープニング・ナンバーにもなっており、ミック・ジャガーが80年代を代表する曲と評価しています。前2作はディスコとパンクの影響を受けた曲が多かったのですが、この曲は典型的なストーンズ・ナンバー。リアルタイムで聴いた時も痛快感がありました。"Some Girls"録音時から出来ていたようです。シングルB面に収録されていたのは、アルバムのラス前に収録されたR&B調のナンバー。こちらは"Emotional Rescue"のセッション時のアウトテイクを元にしているようです。https://www.youtube.com/watch?v=-rhhBW5lDa4&list=RD-rhhBW5lDa4&start_radio=1UKL-32, USL-29 Tatto Youそして81年8月に発表された新作がこちら。とは言え、多くが、それまでのアルバムでお蔵入りになっていた曲をベースに焼き直された曲だったようです。とは言え、全盛期の70年に作られた曲ということで、当時は、そんなことすら感じず、彼らが本流に戻って来たなって感じで聴いておりました。① Start Me Up② Hang Fire③ Slave④ Little T&A⑤ Black Limousine⑥ Neibours前出のシングル①に続く、テンポの速いパンク調の②はポップさも感じるメロディが印象的。前2作でも録音が試みられた曲のようです。ブラック・ミュージックのテイストを感じさせる③は"Black And Blue"録音時もトライされた曲。確かにそのアルバムに入っててもおかしくないかんじです。キース・リチャーズがヴォーカルを担当する④はダルなロックン・ロール・ナンバー。こちらも"Emotional Rescue"録音時のアウトテイクばベースとなっているようです。ブルーズ調のナンバー⑤は、"Some Girls"録音時からの曲。雰囲気的には"Exile on Main St."に入っていてもおかしくない感じです。A面ラストの⑥もパンク調の曲。"Some Girls"に入っていそうな曲ですが、"Emotional Rescue"録音時に取り組んでいたようです。それではその⑥をお聴き下さい。https://www.youtube.com/watch?v=omGDmvNWLVw⑦ Worried about You⑧ Tops⑨ Heaven⑩ No Use in Crying⑪ Waiting on a FriendB面のオープニング・ナンバー⑦は、エレクトリック・ピアノをフィーチャーしたソウル・バラード調のナンバー。"Black And Blue"録音時の曲のようで、"Fool to Cry"に似たテイストを感じます。⑧もしっとりとしたナンバーで、なんと"Goats Head Soup"録音時の曲だそうです。B面にはしっとりとした感じの曲が連なっています。⑨も洗練されたR&B調のナンバー。こちらは"Emotional Rescue"録音時から取り組んだナンバー。①のB面となった⑩を挟んで、ラストに収録の⑪は⑧同様"Goats Head Soup"録音時のナンバー。この中から⑦をお聴き下さい。https://www.youtube.com/watch?v=5tFmpn_y-s0&list=RD5tFmpn_y-s0&start_radio=1UKS-28, USS-37Wainting on a Friend / Little T&A11月にアルバムから2曲目のシングル・カットに選ばれたのは、アルバム・ラスト・ソングの⑪でした。70年代の全盛期を感じさせる曲で、なんでこの曲がお蔵入りになっていたのが不思議です。ミックとキースが友だちらしく接するPVも、この後の事を考えると感慨深いです。このシングルのB面には④が収録されました。その後のライヴでもキース・タイムで良く歌われていますね。https://www.youtube.com/watch?v=rfmkCpS97kg&list=RDrfmkCpS97kg&start_radio=1ストーンズ健在を感じさせた作品でした。