さぁ、やってきた。
月経カップ2回目のチャレンジだ。
いつもはブルーな生理も。
「今回も、月経カップを試すぞ~」と思っていると、ワクワクする。
<1日目>
生理カレンダーアプリで、お知らせがあり、身体が熱っぽくて下痢をする。
いつもの生理前。
いつもよりイライラや落ち込みがないのは、仕事が忙しくないからだろうか。
だいたい生理前は、気分の落ち込みが激しく、
「ああ、私はダメ人間だ。一生トイレ掃除でもして(?)生きていこう」 とか。
「私なんて、女として最低だ。誰も私のことなんて愛してくれるわけがない」とか。
「あの人は、なんであんなことを言ったんだろう。私のことを憎んでいるんだろうか」とか。
被害妄想を総動員して、自分を世界のどん底へ連れていく。
何でもないCMを見て、涙が出たころに、「あ、もうすぐ生理だ」と気が付く。
そんな落ち込みが今回はなかった。月経カップチャレンジを楽しんでるおかげかな?
生理カレンダーアプリで、「来るぞ来るぞ」と思いながらも、ギリギリまで布ナプキンを
つけない私。(やっぱり邪魔だし、洗い物が増えるのがイヤだから・・・)
ギリギリでの装着を狙いすぎて、結局タイミングが悪くショーツを汚すはめになり、トイレで一人落ち込む(3秒くらい)
さて、そんな始まり。
気を取り直して、月経カップ再チャレンジスタートです!
前回と同じように、カップを事前に煮沸消毒しておく。
いつもどおり、3秒落ち込んだあと、トイレで装着。
今回はうまくいくかな・・・。念のために布ナプキンも装着。
「なんとなく、うまく言った感じ!」
しばらくして、「漏れてる。この感じは漏れてる。」
悲しい確信とともに、トイレへ。
ボクシングの試合後なみに、がっくり。
今度は、装着時の折り方を工夫することにする。
単にまっすぐ折りたたむのではなく、ちょっと斜めな感じに折りたたんで、開きやすくする。
手前で開くことに集中し、開いた感じがしてから、押し込む。
これで1日過ごしたところ、1日目は少しだけ滲む、という感じだった。
夜の睡眠時はやっぱりすごしやすいし、こんなものなのだろうか。
またネット情報をあさっていくと、「何回かめげずに、試行錯誤しよう」という
文章が目に入り、気楽に取り組み続けることにした。
月経カップは、2010年くらいから、本格的に市場で広まったものだそうなので、
まだ歴史も浅く、使用者も布ナプキン以上に少ない。
でも、結構面白い体験だったので、この話をあちこちでしていると、
男女交えて自然と生理談義になって楽しい。(男性は嫌だったのかもしれないけど・・・)
同じ女性でも生理感は本当にバラバラ。
「普通の(化学製品)ナプキンで十分でしょ」という人も多い。
「困ってることがあるから、いろいろ試してみたい!」という反応もたくさん。
60代オーバーの女性の先輩方からは、「いろいろ試せるのも今だけだから、楽しんでね!」と。
そうか、私の生理ライフも、もう後半戦だ。
次世代の女性たちと、限られた時間で、もっと探究したいな。