中学生のとき授業で『高瀬舟』を読みました。
森鴎外著です。
それを電車でまた読み直しています。
「高瀬舟」は、世間の考え方が正しいとは限らないと言っているような気がします。
あと、幸せとはなにか。
主人公の喜助は、弟殺しとして裁かれ罪人として島流しにあいますが、
その島流しの際、川を移動する手段が高瀬舟です。
高瀬舟に乗ってその島までついていくお役人が喜助と話をするにつれ、
喜助と自分を比べ、身分が違えど、罪人であろうとなかろうと、人として心の持ち方を考える、そんな内容です。
いくらお金をもらう仕事をしたってその分出ていきます。
それは役人だろうが、所得の低い人であろうが同じ。
お金があってもなくても、心持ちで幸せかどうか決まる、と。
最近会社で、タレントの安達由実さんの離婚話から、結婚とは何か話題になり、
会社の先輩方の結婚生活を聞き、
やはり何が幸せなのかは自分の心が決めるんだと悟りました。
これからわたしは自分が幸せだと思うことを行動にしたいと思います。
高瀬舟よんでみてくださいね☆短編ですので通勤にぴったりです(*^∀^*)