BBIT認定療法士の後藤保彦です。

 

 

 

前回に続き、原始反射についてです。

 

 

 

 

原始反射が残っていると、より上位の脳(大脳)が発育しきれていない可能性があります。

 

 

 

 

代表的な原始反射

 

 緊張性迷路反射

 モーロー反射

 非対称性緊張性頚反射

 対称性緊張性頚反射

 脊椎ガラント反射

 ペレズ反射

 足底反射(バビンスキー反射)

 把握反射

 ルーティング反射

 

 

 

 

原始反射は何もできない状態で生存確率を上げるための反射なので、通常生後6ヶ月くらいで統合されて姿勢反射へと変わります。

 

 

 

 

 

原始反射が残っている意味

 

まず、脳の障害ではないので安心してください。

 

統合ができていないため、脳や神経系の発育や機能に影響が出る可能性があります。

 

脳の側性化(右脳と左脳が発達してくる)によって、原始反射が抑制される可能性があります(=原始反射の統合)。

 

 

 

* 成人にも原始反射が出ることがあります。

 

   左右脳の発育バランス

   トラウマ

   妊娠

   老化

 

などが原因となっていることがあります。

 

 

また(交通)事故や腫瘍によって上位からの抑制が効かなくなると病的反射として出てくることがありますが、これは発達とは別の話です。

 

 

 

 

 

 

以下は、Dr.Robert Melillo(ロバート・メリロ) が、原始反射が残っている成人女性に対して、左右脳を特異的に刺激をすることで原始反射が抑制されている様子を示している動画になります。

 

 

この中で行われていることが、BBIT(ブレインバランス統合療法)でやることの一部です。

 

 

 

 

顔の右側から光・音刺激を入れることで把握反射が抑制されていきますが、

 

顔の左側から光・音刺激を入れることで再び把握反射が出現しています。

 

 

 

 

 

重要なことは、左右どちらの脳に刺激をいれるのか、ということです。

 

 

 

 

 

 

左右脳どちらにどういう刺激を入れると良いかをしっかり判断することができるのが、BBIT認定療法士です。
 

 

 

 

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