BBIT認定療法士の後藤保彦です。
BBIT (Blain Balance Integration Therapy)とは、脳(ブレイン)バランス統合療法のことです。
ご存知のように、大脳は左右にあります。
右脳と左脳です。
この右脳と左脳のバランスを整えてひとつの統合された脳として機能させることを目的に、ブレインバランス統合療法は行われます。
右脳には右脳の、左脳には左脳の機能があると言われています。
それぞれがバラバラに働いてしまうことで、独特な表現方法になってしまうと言われています。
ブレインバランス統合療法(BBIT)のやり方が書かれているのが、この『Disconnected Kids』です。(左右脳の)つながり失った子供たち、という意味です。
著者のDr.Robert Melillo(ロバート・メリロ)を中心に行われた最新の研究が、こちらです。
このリサーチペーパーは、ADHDと診断された 3.2歳から22.04歳までの2175人に対して残っている原始反射を減らす目的で、半球ベースプログラム(≒BBIT)を行った結果を測定しています。そして、世界中の教育システムに比較的単純な半球ベースのプログラミングを組み込むことで、学業、認知、および運動のパフォーマンスを比較的安価に向上させることができると結論付けられています。
今回の研究ではADHDが対象でしたが、上記の本によれば脳機能のバランスを統合することで様々な発達障害に良好な結果が出ています。
次回は、研究に出てきた原始反射について書きたいと思います。
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