136年ぶりの地震 | ボストン!英会話!留学!料理!海外生活!★BBHEのブログ

136年ぶりの地震

8月23日(火)、アメリカの東海岸でマグニチュード5.8 (震度4程度)の地震が、その45分後にマグニチュード2.8の余震がありました。

地震は午後1時51分(米国東部夏時間)頃に発生し、震源はマサチューセッツ州より南のバージニア州リッチモンドの北西約64キロのミネラル付近だということでした。

アメリカの東海岸で地震が起きることは珍しく、アメリカ地質調査所(USGS)によると、1875年にバージニア州中部で起きたマグニチュード4.8の地震が以前に記録された最大の地震だそうです。 なんと136年前です!

アメリカ東部はカリフォルニア州などの西部と違って、プレート同士がぶつかり合うプレート境界から遠く離れているため、あまり地震が起こりません。最も近いカリブ海のプレート境界からでも数百キロは離れているそうです。

このようにプレート境界から遠く離れていたため、この地域の大陸地殻は古く高密度で、硬い一枚岩の岩盤になっているそうです。そのため地震波が遠くまで届くらしく、USGSによると、「アメリカ東部でマグニチュード5.5の地震が起きると、震源から500キロ離れた内陸でも揺れが感じられ、40キロ離れた場所でも被害が生じることもある」そうです。

なので、昨日の地震でも、バージニア州リッチモンドから遠く離れたワシントンD.C.やニューヨークで建物が揺れ、パニックになった人々は外に飛び出したという訳です。
幸いボストンではほとんど揺れがなく、地盤の弱いFinancial district付近の高層ビルで揺れが感じられ、人々が外に飛び出して大騒ぎをした程度でした。

大概の日本人だったら、「あ、地震だ」で終わってしまう中規模の地震なのに、TVを見ると大変なことになっていました。
ニューヨークでは、「テロかと思った!」と言う人から、「生まれてから今日まで、こんな怖い思いをしたことはなかった!!」「パニックになった!」という人などなど、まあ、とにかくとにかく大騒ぎで、冷静だったのはきっと日本人ぐらいだったでしょう。

CNNによると、ワシントンD.C.ではホワイトハウスや国防総省は緊急避難をし、連邦政府機関のある建物では、耐震の安全性が確認できないからと全職員を帰宅させた部署もあったそうです。
マンハッタンの高層ビル街でも多くの人々が屋外に避難、ニューヨークの証券取引所では地震直後に一旦値を下げたそうですし、ボストンーニューヨークを結ぶ特急電車アムトラックは一時運転を停止したそうです。

特に大きな影響があったのは通信関係で、携帯の回線は通話が殺到して一時的にかかりにくくなり、ツイッターは一気にトラフィックが増えて、実質的にダウン状態になったようです。東日本大震災時の日本と同じ現象ですね。

その後、「地震が起きたら、先ず頭を守って机の下に」、「降ってくるガラスで怪我をするから、直ぐには建物の外に飛び出さないこと」と言った、日本人なら幼稚園生でも知ってる地震時の基本対応がニュースで流され、私は逆に「こんなことも知らないんだぁ~・・・」と驚いてしまいました。

日本人ってすごいな!、災害とともに生きてきて、受け継がれたその経験はしっかり”gene (遺伝子)”に取り込まれているのかも?と、改めて心の底から感心しました。



0824/11
mariko