グロッサリー・ストアが足りない! | ボストン!英会話!留学!料理!海外生活!★BBHEのブログ

グロッサリー・ストアが足りない!

3月7日付のボストン・グローブ紙の記事。
"Shortage of grocers plagues Mass. cities"

マサチューセッツ州公衆衛生協会が3月7日にリリースした研究によれば、
マサチューセッツ州内の新鮮な野菜や果物、栄養のある食べ物を置いているグロッサリーストアの数は全米でも最低レベル(下から3番目)だったそうです…。

1人あたりのスーパーマーケット数を比較すると、
ボストンなどの都市部では全米平均より30%少なく、
郊外では半分になってしまうんだとか!

実際、郊外では、最寄りのスーパーマーケットに行くために
数回バスを乗り変えないといけない人が大勢いるんだとか。

そういった地域では、肥満や糖尿病、心臓病などにかかる住民の割合が高く、スーパーマーケットが少ないこととの関連性が指摘されています。

スーパーが遠くにしかない→近くのお店に行く→そのお店には十分な選択肢がない→栄養が偏る、
こういう悪循環です。

かといって、アメリカでよく見るような大規模なスーパーマーケットは人口が密集している地域には建てられません。
少し小さめで、品数も少し抑えめでも、「駅の近くにある」ということが成功のカギのようです。
(それでも、東京のスーパーとそんなに変わらない大きさなんじゃないかな?と私は予想しますが…)

そしてもう一つ大きな問題になっているのが、低所得者層が住むエリア。
治安も悪く、なかなか食料品店を運営できない、という問題があります。
新しいスーパーが建たないだけでなく、昔からあるスーパーも閉店しているんだとか。

ボストン市内ではスーパー誘致の動きはすでに始まっており、複数のスーパーがオープンしているものの、もう少しの時間と政府の助成が必要とのことでした。

肥満や糖尿病はアメリカの抱える深刻な社会問題の1つ。
運動量や摂取カロリーや栄養偏重だけでなく、スーパーの数とは…。
本当にいろんな方向から研究されているんだなあ、と感心しました。

住みやすい方向に改善されていくといいですね。