オレの墓だから俺の好きなようにする
お前らなんて関係ねえ

と、その人は言う。

その人は、自分の墓に、自分でお参りする気らしい。


この穢れ果てた血と、縁を切る。
忌引きがあけた。

ちょっとしたトラブルがあった。

その下種下劣は
長々休んでいるからこんなことになるのである
諸悪の根源はお前だと言い放った。

忌引きが明けたのだ。
忌引きなのだ。
通常の理性を持つ生物であるならば
それが何を意味するのか
把握出来る筈であろう。


その下衆が品性下劣、知性薄弱であることは、その愚か者の所為ではない。
だが、愚かであることが、それで免罪される訳ではない。

決して許さぬ。
生きて死ぬことに意味があるのならば
この無意味な苦痛の中で
余命わずかである事を知らなければならない

あの人の人生というものは
一体何の意味があるのだろうか

人はかつて
前世を当然のものと
受け入れ
因果応報が前世からも引き継がれると
考えた。

よほど、あのひとは
前世で悪逆非道をしたのだろう
そうでなければ

この、まったく無意味な苦痛を
なぜ、あの人は味あわなければいけないのだろうか

不条理である
理不尽である
しかし
受け入れなければいけない

前世という考え方は
ヨノナカノあらゆる非道から
逃れるすべの無い人々の
必要から生まれた知恵なのだろう

とは言っても。。



露の世は露の世ながら      さりながら、、、、、
一茶