Sea Breeze Season8 -86ページ目

クラゲ

毎年のことだがクラゲの被害に遭う海水浴客は多い。




今年も何人かのお客さんが


「クラゲに刺されたんですけど水道貸してもらえますか?」




とやって来た。




こういう時は、




「先に海水で洗い流してほうがいいですよ。」




と教えてあげる。





いきなり水道水で洗うと返って痛みが増してしまう。





もしクラゲに刺されたら、まず海水で洗い流すことをオススメする。

再会 今年も

前にも書いたが、海の家の並びが変わり、去年の場所には建っていない。




その彼女は毎年夏になると女友達と2人で遊びに来てくれていた。


初めて来てからもう6~7年になるだろう。





いつもなら7月半ばには顔を見せていた。





だが、今年はまだ来ていない。





やっぱり閉店したと思い、もう来ないのだろうなと思っていた。








名前も連絡先も何も知らない。
だから教えようがないのだが。









この日はお盆休みということもあって、結構忙しかった。







売店もそこそこ繁盛していた。






お客さんの対応をしていると、その中から





「兄ィ!」






と呼ぶ聞き覚えのある声。





振り向くと、そこには彼女がいた。






「おぅ!久しぶり!!空いてる席で待っててくれ!」




と言い、売店も一段落し彼女のところへ。







「もうやめちゃったのかと思って他の海の家に入っちゃったよ。」







「なのに、よくわかったな。」






「うん、やっぱり諦めきれなくて、絶対やってるはずだと思って探しにきた。」





今年も彼女の顔を見ることができた。





そこまで楽しみしてくれると、こちらも嬉しくなる。




今度顔を見るのは次の夏になる。

怪しい

この日、海に現れた怪しいヤツら。






見た目はアロハやTシャツ姿なので特に目立つ訳でもない。







初めはどこの海の家にするか迷っているのかと思ったが、そんな様子でもない。

ほとんど手ぶらに近い状態。






ただ、とにかく砂浜を何度も何度も往復している。


かと言って、ナンパしている様子もない。






怪しい。








売店に4~5人の女の子達が飲み物を買いにきた。





よく見ると少し離れた所にあの怪しいヤツらが。






女の子達に、






「アイツらにつけられているよ。」




と教えてやると、ひとりの女の子が、






「あの人たちさっきも近くにいたんです。」




と言った。







「そこのテーブル空いてるから座っていていいよ。」




と中に入れた。






するとヤツらは素知らぬフリをして通り過ぎて行った。





が、







その中の1人の手の中にはデジカメが握られていた。






もしかすると盗撮しようとしていたのかもしれない。





とにかく怪しいヤツを見かけたら注意することだ。