広福女王♡仙台334の広福菜根譚その23
2000本安打を達成した谷繁元信の父が広島カープに感謝?
一昨日には横浜DeNAベイスターズの中村紀洋が、そして昨日はその中村の中日時代の
同僚で元横浜ベイスターズ98年時の優勝日本一の立役者でもある谷繁元信が共に
2000本安打を達成しましたが、その谷繁元信のお父さんが今を思えば広島に入団できず
横浜に入団できた事に広島カープへ感謝してる記事がありました。
谷繁元信は実は広島県出身ですが、広島市と疎遠な島根県に近い比婆郡東城町
の出身(現在は政治家の亀井静香の出身の庄原市に合併されています。類人猿の
ヒバゴンでも話題になりました。)で高校は島根県の江の川高校(現在の石見知翠館
高校)でした。高校卒業時に広島カープからも熱烈ラブコールがあったもののドラフト
1位に指名してくれた横浜大洋ホエールズ、現在の横浜DeNAベイスターズに入団し
以後の活躍は説明するまでもないでしょう。
問題は谷繁のお父さんは感謝をしてる、と書かれていますが(地元広島のチームに
入れなかった)悔しさと意地があったはず、と何とも皮肉とも言えるような発言もしてる事。
息子を入れなかった広島カープに「ザマー見ろ。」
と言ってるような気がしてなりません。
選手をみる確かな目を持つスカウトがいても酷使しがち
広島カープのスカウトは将来大物になるだろうという選手を見抜く目は抜群だと
言われてきましたが、確かに大物は育っても凄まじい練習量と実戦時での激しい動きで
消耗度はとてつもなく小林幹英や朝山東洋など、もっと派出に活躍するのではないか?
という期待に相反し、いつの間にかコーチになっていた、というケースが目立ちます。
先の谷繁のお父さんも息子をカープに酷使されなくてよかった、もしカープに入ってれば
息子はとっくに引退し2000本安打を達成する事もなかったろう、とも捉えられます。
折角いい選手に成長できる素材のある新人をとっても猛練習などで酷使されたら
ひとたまりもありませんね。おそらく今のドラフトの選手達の間では広島カープは
親会社を持たないことから待遇面も悪く、現時点では
12球団で最も入団を敬遠したいチームに成り下がってる
のではないでしょうか。
もう少し選手に丁寧な扱いをすべき
猛練習をさせるわりには年俸待遇は親会社をもたない市民球団である事から他の
12球団と比べると圧倒的に低く、これでは選手のモチベーションも上がらないと
思います。そして松田オーナーは金は出さないけど優勝しろと命令したとか。
私も福岡や広島の会社で残業を命じられ、残業代を要求したら、渋い顔をしたり
馴れ合ったりして嫌な経験をした事がありますが職業でしている以上、それに見合った
報酬を提示するべきです。金を出さないが優勝しろなんて言語道断です。だから
広島はいつまでも勝てず、福岡の西鉄は他者に身売りせざるを得なくなったのです。
広島や福岡でみられるケチ根性は結果的に優勝を遠のくどころか破滅への道を
ひた走ってるようにしか思えません。また松田オーナーは年収6億はあるとも聞いてる
ので本気でカープに優勝を望んでいるのなら、選手に出来る限り投資すべきですね。