そもそも自国通貨が危機、ということは、それはイコール自国通貨が売られているわけで、こうした状態にある自国通貨を市場で買い支えても、売り浴びせにあうだけの話です。

しかし通貨スワップ協定があれば、相手国の通貨、つまり売り込まれていない通貨を得て、介入に使ってもよいし、滞りがちな決済通貨としても使用できるのです。

ここではオプション取引を見てみましよう。

佐藤さんは鈴木さんから、1か月後にある株券を100円で買う約束をしました。

1か月後に、値下がりしてしまい、95円となりました。

佐藤さんは95円で買えるところをみすみす100円を出して、つまり5円損して買うことになりました。