昨日は名古屋で3年ぶりに友人(男性)と一緒に呑みました。
「実は半年前に離婚したんですよ~」と打ち明けられ私はビックリしました。
「あんなに仲の良い夫婦生活だったのに・・」と不思議な気持ちにもなりましたが。
どうやら、理由を聞くと本人曰く「性格の不一致」「スレ違い」と言ってはいましたが・・・
私はこう伝えました。
「原因は、いろいろな積み重ねしかないよ」って・・・・
いろいろな積み重ねが、最終的な結果を導いたのです。
よほど大きな出来事ならともかく、通常は「小さな出来事」の積み重ねしかないのです。
それをしたからどういうことではなく、別れるのは、気持ちが通じなくなったからでしょう。
つまりは、自分の気持ちが、複雑な感情に支配され過ぎたからだと思うのです。
「好き・嫌い・好き・嫌い、どうでもいい・どうでもよくない・・・」など感情がグルグル回って
相手に対して複雑な思いになっていきます。
こういう状態では、相手も疲れてしまうでしょうね。
私は、彼に対してこうも伝えました。
「出会った時の、素朴な感情を思い出せなかったのか?」って・・・・
その時には複雑な感情はかなったはず。
(いい人そうだな)(素敵な感じだなぁ)そういう思いがあったはず。
「初心忘れるべからず」と言いますが、それは単に「初めの気持ちに戻る」という
ことではなく、「初めの気持ちに戻る」ということではありません。
いろいろなことを経験して、それを乗り越えた先の「初心」とは、もっと磨きかかった
深い、深いものになるということだと思います。