…学校に行かないことは悪いことなんだろうか?
世の中、登校拒否(私は不登校と言う言い方は好かん!!)の子達については、その家庭に問題があるだの、子どもの心に弱さがあるだのと言いたがる傾向があり…
学校にいけなくなった子達の味方のような顔をした人達でさえも、よくよくその話を聞くと結局学校は悪くなくて、あくまでも
「来れない奴に問題がある」
と言うニュアンスが絶対に醸し出されてる。
納得いかないな。
うちのお兄ちゃんには、ああ見えて、学校の体制の不味さに対して、拒絶するだけの力強い意思があったと言うことだ。
「前向きに学校に行く気持ちが出てくるように…」
って担任が電話で言った。
「前向きに」と言うことばが引っかかる。
…お兄ちゃんが弱かったわけじゃない。後ろ向きになってた訳じゃない。
むしろ、意思が強いから真正面から拒絶したんだと思う。
何も感じないように平常でいた子達は…ズブズブと周りの変化をただ吸収して順応したように見せかけてるだけだ。
それが消化できず、陰湿な苛めと言う形で発現したりする。
素直に感情を出せたお兄ちゃんのがよほど強いし
「弱いから後ろ向きになって不登校になった」
…と学校として思ってるなら、それは間違っている。認識がズレ過ぎだ。
お兄ちゃんは、ちゃんと納得できるものを感じられれば、学校に行くようになると思うから。
学校関係者も教育委員会もスクールカウンセラーも世論も、今一度よく考えてほしい。
「子ども自身に、また家族に問題がある」
と言う、一家庭だけの問題として、学校に行けなくなる子達のことを考え続けてる以上、絶対この問題はなくならない。
何度シンポジウムを開こうが、各地で講演会を開催しようが、テレビで特番やろうが減るどころか増え続けてるのが現状なんだから。
…考える視点、動く方向性を変えない限り、いじめの問題とともに、快方には向かわないと私は思う。
もう一度言う。
お兄ちゃんには拒絶するだけの強い意思があっただけだ。
窓ガラスを壊す代わりに行かなかっただけだ。
かしこ。