2015年 3月 8日(日)
今日も雨....こういう日は、日頃考えていたモノを試しに工作して見る.....ことにする。
現在、野鳥撮影には、400mm F5.6 + APS-Cデジタル一眼を多用し、しかもほとんどの場合手持ち撮影している。
そこで、フィールドに到着するまではバッグやリュック(バックバッグ)に入れている機材も、フィールド到着後は当然、携帯することになり、そのほとんどは、首からストラップを介してお腹の辺りに吊り下げる事となる。
そこで、フィールドに到着するまではバッグやリュック(バックバッグ)に入れている機材も、フィールド到着後は当然、携帯することになり、そのほとんどは、首からストラップを介してお腹の辺りに吊り下げる事となる。
この場合は、首に機材の重量が掛かり、長時間に及ぶため、首への負担は相当なものとなる。
また、肩にショルダーバッグの様に掛ける場合も、ずれて肩から脱落することを常に意識しないといけないし、自転車にて移動する場合は、機材をリュック等にしまうか、肩や首から掛けたままにする場合は、機材が自転車の各部と衝突しない様に注意もしなければならなず、結局、首や肩がこる原因となっている。
現状私は、自転車での移動時を考慮し、下の写真の通りリュック(バックバッグ)にクイックシュー受けを吊り下げ、そのクイックシュー受けに機材のクイックシューを取り付けることで結果的にはリュック(バックバッグ)から吊り下げている形としているが、自転車での移動時は、やはりストラップを介してカメラの重量の一部が首に掛かってしまっている。
しかも、リュック(バックバッグ)に取り付ける仕様にしていることから、リュック(バックバッグ)を背負っていることが前提となってしまっている。
リュックに機材をクイックシューを介して取り付けている。

↑の拡大写真。

これらを解決するために、腰ベルトに装着し、機材の重量の大部分を腰で受ける形にするためのホルダーを試作して見た。
市販品にも腰と肩にベルトで固定するタイプのものがあるが、高価だし、腰に完全に重量が掛かる訳ではない。
市販品にも腰と肩にベルトで固定するタイプのものがあるが、高価だし、腰に完全に重量が掛かる訳ではない。
一部の市販品(コンベックス用ベルトフォルダー(500円程度))やクイックシュー等を利用して、工作を少なくすることで、安易に製作して見た。
①市販品のコンベックス用ベルトフォルダー(500円程度)

②部品を取り外したところ

③クイックシュー受け側に取付ける部品に取付け用の穴の両側に回転防止用の固定ネジを通す穴を空ける。

④クイックシュー受けを吊り下げるアーム部分を木材で製作する

⑤回転防止用の固定ネジを通す穴を空け、更に部品が収まるように削って段差を作る。

⑥実際に部品を合せて見て具合を確認する。

⑦ネジにてアームに固定する。木製アームの面取りを行って丸みを持たせる

⑧裏面の画像。

⑨アームの全体像(表面)

⑩アームの全体像(裏面)

⑪裏面のナット部分が引っかからないように囲う。

⑫木製アームのもう一方には6mmの穴を空ける。

⑬クイックシュー受けを仮に取り付けて見る。

⑭ナットの囲い部分の木を:削って丸味を持たせる。

⑮木製アーム部分がおおむね完成したので、全部の部品を並べて見る。
結局、今回自作した部分は真ん中の木製の部分と言うことになるが....この組み合わせの考案自体も
自作と言える......と言う事にして.....(^^;.

⑯仮組み(正面)

⑰仮組み(側面)

⑱仮組み(裏面)

⑲木製アーム部分を黒に塗装する。

腰ベルトから機材を吊り下げるためのホルダーの完成写真(ほぼ正面)

腰ベルトから機材を吊り下げるためのホルダーの完成写真(側面)

腰ベルトから機材を吊り下げるためのホルダーの完成写真(裏面)

後は、実際に使用して見た結果を後日にでもレポートして見ようかと思っている。
撮影機材: CASIO EXILIM EXーZ50