
「星を継ぐもの」の続編であ。
実は、一冊目での疑問、何故月の裏側と表ではあんなに様子が違うのか、火星と木星の間にどう
して小惑星帯があるのか、太陽系の惑星で地球だけが何故こんなに大きな衛星を持っているのか、
人間は何故こんなに急に進化したのか、などがこの2冊で明らかになる。
多少こじつけっぽいところもなくはないが理屈は通っており、「そう来るかー」と思わせられる。
小説は3冊で完遂していて、これは3冊とも読破しないと面白みが半減すると私は思っている。
(まぁ、一冊目ではまった人は、どうせ抜け出せはしないのですけれど...)