昭和へ、「負の遺産」
明治の日本は、日清戦争、日露戦争に奇跡の勝利をします。
そして、大正。第一次世界大戦にも参戦。
一応、勝利した側で、戦争を終えました。
これが、やがて負となって、きます。
国民も「戦争をすれば勝つ」という奢りが生まれ、
負けた側のことは、あまり考えませんでした。
もっとも、
「勝てばいい」は、世界共通の感情でした。
20世紀を「戦争の世紀」とする由縁かもしれません。
ちなみに、明治神宮は国民の自発的寄付で出来た森に、
明治天皇を祀りしたのです。