来年は、昭和100年

戦後80年

わたし70歳

 

実際の昭和は、64年、一口に「昭和」というには、長く、

激動の時代だった。

 

戦前、戦中、戦後とわけても、なかなか、とらえられないだろう。

 

戦後を、初期、中期、後期、とすると、いくらか見えてくるかもしれない。

 

戦後、めったに電話がなかった時代。家庭に電話がついた時代。

独り暮らしでも、電話が普及した時代。

テレビが、あこがれだった時代。

カラーテレビが憧れだった時代。

横長テレビ。

 

そして、ハイビジョン。

 

携帯電話がアタリマエの時代の今。

 

 

さて、昭和33年。

少年サンデー創刊。

当時の人気漫画はというと、

手塚治虫とならんで

寺田ヒロオだ。

「スポーツマン金太郎」

「背番号0」

なんと全盛期には、独りで二本を連載していた。

一誌に二本です。

 

寺田ヒロオは、手塚チルドレンではないが

トキワ壮の住民で、アニキ分として

新漫画党を結成。

藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫などが党員だった。

「まんが道」藤子不二雄に当時のようすが描かれている。

 

 

 

寺田ヒロオ。

若くして、引退してしまった漫画家で

作品も、若干、入手困難ですが、ぜひ読んでもらいたい。

「背番号0」「スポーツマン金太郎」は、オーションで

安く出てるので、ぜひ読んでほしい。

 

さて、昭和30代の「少年サンテー」というと

横山光輝「伊賀の影丸」

寺田ヒロオ「スポーツマン金太郎」

赤塚不二夫「おそ松くん」

小沢さとる「サブリン707」

などが、連載されている。

 

 

ちなみに、少年サンデーの小学館は藤子不二雄全集。

少年マガジンの講談社は水木しげる全集。

いずれも、素晴らしい全集です。