講談社から発売の「聖賢偉傑物語」昭和初期のベストセラーです。
口絵をご覧ください。
イエス様とお釈迦様と、孔子様が仲良くお話されています。
各宗教の「いいとこどり」
あまり、こだわらずに。
七福神というのも日本らしい。
さて、目次を、キリスト、釈迦、孔子のほかに
ソクラテス、リンカーン、乃木将軍などなど、盛りだくさんの内容。
日本の「神」は「ゴッド」ではなく、優れた人という場合もあります。
「東郷神社」などがあります。
「明治神宮」「神宮」というのは、神社のなかでも、格が高いのです。「伊勢神宮」などが、そうですね。
戦後、こうした日本人の人の良さ、善良さに、つけこむ
「カルト」が増えました。
それは、日本人に「全財産」を捧げるという行為が、それほど「突飛」
でもなかったことが、一因なのかな?
私財を投げうって、橋をつくる。とか、全財産を捨てた「清水の次郎長」とか、
現在のボランティア精神につうずるものが、ありますね。