我が家には、五計がありませんでした。

まあ、一般家庭にはないよね。

昔は、こうしたものが、道徳教育だったそうです。

いま、欧米流に「ホームルーム」なん

かな?

「多様化」だの「寄り添う」だの、嘘っぽくなって、あんまり本気じゃないし、

成績と関係ないから、ほとんど無視というか、眼中にないよね?

 

我が家。

「正直」「素直」が、まぁ、家訓だったかぁ?

まあ、ちょっと、気取って言うとね。

「家訓」ってほどのものはなかった。

普通の家庭でした。

 

それで、オイラ、40歳を超えたころから、なんか人生に

焦って、いろいろ本を読んだ。

このままではマズイと、漠然と思ったんだね。

いろいろ乱読した。通勤の電車でね。

歴史もの、当時、司馬遼太郎とか人気あったな。

通勤電車って集中できるんだよね。

で、出会った本が

 

「人生の五計」安岡正篤

なんとなく、読みました。ああ、五計なんて、思いもしなかったなぁって思った。

 

 

いま意識してるのは、老計と死計だよね。

あとは、残念ながら、遅かりし…。

 

「老いて学べば、死して不滅」という言葉があります。

へ?なんで?来世があるの?

 わからんけど、なんか、いい言葉だよね。

「死して不滅」って。

「老いて(も、か?)学べば」って、いい言葉だよね。どう?

 

つづく