ここで、ちょっと視点を変えてみましょう。

 

興行というもの。

プロレス。相撲。歌謡ショー などなど。

 

任侠の世界と興行。山口組三代目。田岡組長。

美空ひばり。大相撲。プロレスなどの興行に大きな関わりのあった方です。

日本プロレス協会の副会長で、力道山と親交あり。

神戸芸能社の社長。

田岡一雄の伝記映画。

「山口組三代目」は大ヒツトしました。

 

興行の世界、ときに、政治家とのかかわりもあります。

 

さて、のちのタイガーマスク。イギリスで修行中に帰国の要請がありました。

このとき、パスポートの期限が切れていた。

 しかし、帰国の要請は緊急。すでに、タイガーマスクのデビューは決まっていた。

営業部長、直々に説得されます。しまいには、泣き落とし。

 

 ここから、つづきです。

 

ですが、佐山のスケジューはいっぱいでした。

タイトルマッチも組まれており、帰国は不可能です。

 

そこで、新間氏は「おまえ、猪木の顔を潰すのか。たのむよ」

泣き落としのような、脅しのような。

他のレスラーでは「タイガーマスク」は無理。

 大笑いの、ズッコケ必至。梶原さんは、激怒するだろう。

 

放映の始まったアニメでは、すでに「タイガーマスク。新日本プロレスに登場」

と放送してしまっています。

 「一日だけでもいいから。な。猪木さんと梶原(原作者 で兄弟は空手の道場やっている)の顔を立ててやれよ」

 

 そして、一日だけの約束で、渋々、帰ることになりました。