コント「学者」
ふたりは、おなじ高校の卒業生
なんとなく顔だけけは知っていた
それが、卒業後、派遣先でバッタリ出会う
以後、心の友となり
夜の公園のベンチでホンネを語り合う
先「だりいナ
後「だるっいス
後「な、だりぃよナ
後「だるいっスよぉ
先「あのよ。
後「はい
先「人間って「脳」あんま使ってないんだってな
後「ああ、はいはい、3パーセントくらいだとかね
先「そうかな、オイラ、いろいろ考えてショートしてっけどな
後「は?
先「ま、冗談だけどよ。それなりに、考えても、たった3パーセントって、「脳」すげえな
後「凄いです
先「だけど。誰が言ったんだ。嘘じゃねえのか?学者か、学者ってよ、なんか、生活の役にたってんのか?
後「ああ。まぁ、どうなんでしょう
先「おまえ、誰か学者、知ってる?
後「いゃあ。まぁ。テレビで、チラッと観るだけですよね。たいしたこと言わないですよね。
先 「だよな。あたりさわりのないこと言ってな
後「まあ、町内で活躍とかは、してないから、身近には知らんですよ。
先「だろ?おまえ、好きな「学者」っているか?
後「は、まぁ。女の人でキレイなら
先と後「あはははは。だな。
先「アイス・コーシーでも、飲もうか。おごってやるよ
後「ありがとうございます