かつて、戦争に勝つということは、「よいこと」だった。

勝てば、利益も莫大。豊かな領土が自国のものに。

敗戦国の国民は奴隷にできた。

 

第一次世界大戦。

各国、それぞれの思惑のもと、幾多の紆余極性を経て

 

イギリス      ドイツ

フランス  VS  トルコ

ロシア       オーストリア ハンガリー

 

という構図に。1914年。110年前。

 

さて、日本は、イギリスとの同盟(日英同盟)があったので、参戦は、したものの、きっちり、国際法を守り、ドイツ軍のいた「青島」などを攻めるにとどまった。

ドイツ軍の捕虜を手厚く保護し、ベートーベンの「第九」を歌わせたりした。

これが、年末の「第九」の合唱につながっている。

バムクーヘン(お菓子)も、このときの捕虜が、感謝のしるしとして、日本人にふるまったという。

 

日本は、ヨーロッパへは遠征しなかった。

やがて、新興国、アメリカも、イギリス、フランス軍に加わり、勝利する。

しかし、この大戦は、多くの火種を残し、白人社会は、日本を恐れるようになる。

 

白人でキリスト教徒であるのが、人間。

黒人、黄色人種は、進化の途上。

キリスト教に改宗しなければ、奴隷かシ。は、国是だった。

それは、白人たちの暗黙の了解だった。

 

黄色人種の「日本」が国際法を守って、戦勝国となったで、白人国は、用心した。

そして、警戒した。つぎの標的は日本、となったのだ。日本を亡ぼすことが、アメリカ政府の、目標となった。

 

満州事変で、苦労している日本。ここが、亡ぼすチャンス。

欧米は、中国に武器を提供。

日本を経済制裁し、やがては、第二次世界大戦へと。

シナリオどうり。

東京大空襲、二発の原爆。が、それを証明している。

 

第一次大戦では、

戦車、飛行機、さらに、毒ガスが使われたが、

毒ガスによるシはあまりに悲惨だったので、以後、禁止される。

各国、研究はつづけている(のか?)。

 

このときに(?)、すでに、アメリカは、将来、日本を亡ぼす計画を

たてていたか?そういう「説」もある。世にいう「オレンジ計画」である。

 

しかし、幾多の「奇跡的出来事」で、日本は復活した。

 

解説

「戦略」というのは、あらゆる場面を想定しているのが基本だそうだ。

すべての国は「仮想敵国」では、あるのですが。

戦後、軍事に疎くなった日本人。苦手な分野になりました。

平和ぼけ、ですが、80年も平和だと、仕方がないかも。

日本の「奇跡」、いつまで、つづくか?

命運、尽きる日がないことを祈る。

 

終戦記念日に。