お前は、本当に趣味が悪いやつだった。
陳腐なキャラクターが施された
Tシャツを買い、
ありふれて、馬鹿げた音楽を聞き、
どこにでも落ちている言葉を拾い集めた。

そしてしょうもない男を好きになった。


結局、俺が否定していたお前の嫌いな部分は
全部俺だった。

分かり合えなくて、当然だった。


と、後々になって気づいた。
気づけてよかった。