2022.2.20 知床①
人生初、冬の北海道
人生初、AIRDO、女満別空港、知床
人生初、流氷ダイビングに行ってきました
明日からダイビングだ~!っていうときに見る景色とは思えません
女満別空港からはバスで2時間以上
流氷がぎっしり接岸していました
窓際席は景色は良いのですが、窓からの冷気が寒い...そしてこのバスはなんと普通の路線バスでお手洗いがついておらず、お腹の弱い私は精神的につらかった...
今回のお宿は斜里の市街地から少し離れた海岸沿いにある、海に桂田というお宿でした。(現在は宿の名前が変わり、知床の宿Kokun Kekunとなっています)元は国民宿舎だったそうです
お部屋はバストイレ共同の6畳一間、実家ぶりに畳にお布団を敷いて寝るスタイルでした。
窓からは夕焼けがキレイ~
共同のお手洗いもとても綺麗です。裏手はすぐ森
朝晩2食付きで、どれもボリューミーでとにかく美味しかったです
しかも毎晩アルコール1杯サービスだったので、つい日本酒を...
翌朝、朝食もしっかりと!家でも毎朝こんな朝ごはんが食べたいなあ
さて、ついに流氷ダイビングです!
なんと宿の目の前の海岸からエントリー
ポイント:知床ウトロ幌別
IN 9:40 OUT 10:05 25分間
天候:暴風雪
深度 AVE:3.2m MAX:5.4m
透明度:8-10m
気温:0℃ 水温:-1.2℃
結果的に、中3日のうち初日のこの日しか潜れず、しかも飛行機が欠航になるほどの暴風雪で、流氷も結氷しておりませんでした
エントリー直後の足元。海水って0℃以下でもシャーベット程度で凍らないんですね
水面が冷たすぎて顔をつけられず、エントリーを何度もやり直しました…目と口の部分だけ穴の開いた覆面みたいなフードをかぶっていてもダメでした
潜った瞬間、あおあおと水草が生えていてびっくり
そしてでかいクラゲにもびっくり
しかもネオンみたいにキラキラ発光しているんです
どアップ
こんな色のヒトデも
風鈴みたいなシロクラゲ、今年は特に数が多くて10種類くらい見れたそうです
見上げると一面の氷、とはいかなかったけど水中から見上げるとこんな感じなんだ~
つぶらなおめめのシモフリカジカyg、英名はsnowy sculpinというのとても素敵です
流氷の海から上がるとこんなお天気。スマホで撮影してたら一瞬で電源落ちそうなので、ぜひ水中カメラ&ハウジングでご撮影ください
ブリザード過ぎてブルーシートにおいてた機材が速攻で雪に埋もれていきます
ポイント:知床ウトロ幌別
IN 11:42 OUT 12:08 26分間
天候:暴風雪
深度 AVE:3.0m MAX:5.0m
透明度:8-10m
気温:0℃ 水温:-1.2℃
ドライスーツ+インナーでもやはり手足と顔が凍り付くので、プレハブ小屋のストーブでみんなで暖を取ってから2本目へ
重装備かつ厳冬地用の特別装備なので、エントリー口でプロフェッショナルが全てセッティングしてくださいます。有難い
氷点下の水面に雪が積もっていきます
水面の雪と一緒にエントリー、雪の結晶がキレイ
紙風船みたいなクラゲ
ウリクラゲってやつかな
ウミグモ...本当にクモみたい...
潮があると開く、ヒダベリイソギンチャク
そしてついにクリオネ見れました!プチョヘンザしててかわいい
クリオネはギリシャ語だそうです。
小さすぎて教えてもらっても自分の目のピント合わなくて大変だった...なんとか写真は取れました、、
すくすく育つマコンブ
流氷の海の下がこんな風とは思わなかったなあ
流氷が流れたり結氷したりする衝撃で、お魚さんが巻き込まれてしまうこともあるそうです
器材が凍りついてしまうので長くても30分ほどしか潜らないのですが、エキジット直後の私、寒さで苦笑い
潜った後は露天風呂で身体を温めて、ジンギスカン!お肉なので赤ワインにしました
(露天風呂は板で囲われているだけだったので、隙間から暴風雪が吹き込んできました、、)
幸せの予感しかしない
なんと蒸し貝も!
食後のデザートまでしっかりと!満腹でおやすみなさい
累計169本