今日は初めてのお話…




びーも暑くてバテてます




こんなブログに遊びにきて頂いた





皆さんに





涼んでいただければ…





と思い、びーの怖い体験の一つを





お話しますか~







いくつか仕事柄、怖い体験はありますね~






夜中に巡回してると




お年寄りが起きてて




声をかけると




タンスの上を指差し




『そこに生首あって睨んで怖い』とか




『今、誰かに起こされた』とか




この位は日常茶飯事。




一番背中がゾクッとしたのは




もう何年も前の話ですが



あるお婆さん、病気で言葉が上手く出ない


失語症の方でした


白髪のキレイな背の高い方だったんです。


びー達はその方と身振り手振りで


なんとかコミュニケーションを取ってましたが


他のお年寄りは会話が成立しない状況でした



彼女のいた部屋は4人部屋



同室者は認知症を患い



言葉はめったに発しない方々です



そしてその白髪のお婆さんが自宅へ外泊なさった時…



とある事が原因でご自宅にて亡くなりました



私達は、自宅で亡くなり良かったね~と



皆で話していました




葬儀も終わり施設にあった私物もご家族が引き上げ




数日経ったある夜…




その方のいた部屋の中から




『ひーっ』と声が……




びーはその時夜勤だったので




巡回を済ませ何も異常はなかったのを確認してました





いそいでその部屋にいくと





普段あまり話もしないお年寄りの一人が





ベッドから上体を起こし




一点を見て『あっち行って』と





何度も何度も訴えられています





その方向にあるものは…






亡くなったお婆さんが使っていた空きベッド








私達には何も見えず…



お部屋の電気をつけて安心させることしか



出来ませんでした




声をあげた同室の方にびーが声をかけると


『背の高い、白髪頭の婆さんが来て私を起こすの』



『でも何言ってるかぜんぜんわかんない』



『一緒に行こうって引っ張る』




などと普段からは想像も出来ない程の



しっかりとした口調で話され怯えた顔をしてました





まぁそれにもびっくりしたんですが





翌日職場でも霊感があるという




オバチャンが早出で来たので一部始終を話すと…



おもむろにその部屋へ行き




そのベッドを見つめると『あ~まだ行ってないのかい』



『もう死んだんだよ、いつまでもここにいないで上に上がりなさい』



と宙に向かって話してました




そこでびーが呼ばれ、お菓子とお水、お線香を持って来いと指令があり




品物を用意し部屋に行くと




オバチャンが足に付いた何かを払う仕草をしていました




『私はまだあの世には行かないよ』

『先に行っててちょうだい』と言って



物をタンスの上に置きお線香に火をつけて



オバチャンの読経のもと
勤務者で合掌しました





そのオバチャン曰わく

確かにその亡くなった方は来ていたと…

そして一人で寂しくて誰かを連れて行きたかったのでは…とのこと





以降その部屋での不思議体験はありませんでしたが





やはり後にも先にも同室のお婆さんがはっきり言葉を発したのは、あれが最後でした。






びーには見えなかったけど…


あれは夜中にその部屋に行くと必ず思い出してしまう



不思議体験でしたね。





いかがでしたか?


怖くない?


ま、それでもイイんです…



書いてるびーが涼しくなりましたから☆