指揮者・第一顧問の座を退いて、

1年がたちました。



ブラック部活動
という言葉が流行しつつあるようです。

いてもたってもいられない心境であるのと、

自分自身の考えを整理したいのと、

何年もたってからまた再考したいため、

まとめておこうと思います。



さて、
私が第一顧問だったころの吹奏楽部は、
オフは基本盆と年末年始だけ。
不定期に、今までがんばった!だから今日はオフ!
という日がたまーーーにある。
朝7:00から練習。夜19:00まで練習。たまにのびる。その後自主練20:45まで。
実に、ハードでヘビーです。
もちろん毎朝毎晩そうじします。

しかし、ブラック部活動と呼ばれるのは、間違っています。

ブラック企業(そもそも企業と呼ぶにも値しない)は、目先の利益や効率化などを優先させ、人(労働力)はあくまで手段でしかなくなり、その人(従業員、社員)を不幸にしています。

私がやっていた吹奏楽部は、あくまで人(部員たち)の喜び、達成感、成長、そしてその先の幸せが目的です。
苦しいことも多いかもしれない。でもそれは、最初に部員たちにも明らかにしています。
ずっと先にある自分自身の成長のために頑張れる人だけ入って欲しいと。
入ってきたからには、顧問も全力でその人たちのために頑張らなきゃいけないと思うから、やってきました。

ブラック部活動と呼ばれるのは甚だ不快な間違いです。

ただし、ブラック企業(そもそも企業と呼ぶにも値しない)同様、人が手段でしかなくなった部活動…つまり、「全国大会出場」などの本来目標であるべきものが目的化し、部員たちを駒のようにつかう部活動は、ブラック部活動と呼ばれてしかるべきものでしょう。

多分、私がやっていた吹奏楽部以外でも同じように、ブラックではないのに、ブラック扱いされている部活動があるのだろうと思い、整理してみました。




ただ、これだけはどこかモヤモヤしていて…こうやって育ったかわいい教え子たちがブラック企業(企業と呼ぶにも値しない)の食い物にされないか…不安です。
素直すぎる子たちだから、底なしに頑張ってくれる子たちだから。

あなたのことを大切に思ってくれる人のために頑張りなさい…と、卒業式の時に付け足しておこうと思います。

これが、私の暫定的な部活動に対する考えです。