来る日も来る日も歌と言葉とメロディを追いかけて、掴み、書いて、歌にして、体に染み込ませ、ステージに上がるその繰り返しに飽きることなく、もっともっとと目をギラギラさせて生きられる時間。
それはきっと一人一人違くて、思ったよりも長く、思ったよりも短い。
終わらせた人もいれば、終わらせたくないのに終わった人もいるんだろうなぁ。
わたしはどうだろう。
おばあちゃんになってもギターを抱えて歌えるんだろうか。
27歳になった。
この感覚は不思議だった。
このまま行けばどこへ行く?と思った。
今ある姿は思った通りに行かなかったわけじゃなく、考えが浅かったんだと思う。
ちゃんと思えてなかった部分が、思ってる部分を裏切る形で今があるし、思ってる分以上に人の助けを得てある今もある。
この感じだとどこへ行くのかわからない。
わたし、どうしよう。って思った。
斉藤和義がエレキ一本で歌う「明日も今日の夢の続きを」を思い出したりしてさ。
「いつまでやるのかどこまでやるのか見えない」
頭の上部の方だけでつぶやくように歌っていたら、なんとなく浮かんできたのが旅だった。
場所に根を張ってはダメだと思った。
でも、場がくれた出会いも確実にあって、そうして出会った人たちと離れることは辛いなって思った。
けど、手紙を書こうって思ったし、見えるようにしようとも思った。
初めて書いた小説よりもちぐはぐだけれど、少しずつ旅への想いをしたためようと思う。