さて、第二話で話をしたラジカセですが、マイクを繋いで録音することができました。その時、スピーカーから声が出ていたんですが、これをギターに置き換えればギターの音が出るのではないかと、ここにエレキギターのプラグにミニプラグにする変換プラグを付けて接続すると、案の定音が出ました。それも適度に歪んでいるんです。オーバードライブくらいかな。結構ご機嫌な音でした。この時点で、僕はロックサウンドを手に入れ、ジャカジャンとコードを弾いてピロピロウィーンとソロを弾けるギタリストになったのです。しかし、ギターを耳コピするという作業は、非常に困難なことでした。
何の雑誌だったか今はもう分かりませんが、アドリブを弾く話が載っていて、ジェフ・ベックもブルースに影響を受けていて、ペンタトニックスケール位は知っていると書いてあったんです。いや〜かなり失礼な言い方ですよね。そしてそこには、代表例としてAmペンタトニックの指板上のポジションが紹介されていました。そしてこれを覚えればアドリブができると書いてあったんです。(本当はそんな風に書いてあったとは思いません。僕の思い込み)でこれを丸暗記したんです。ちなみにスケールとかkeyとか、音楽知識の無い僕にはチンプンカンプンでした。当然ルートとか音程、長3度とか短3度とか、何も知りません。丸暗記したそのスケールがkeyがAmの時しか使えないとか、知るよしもありませんでした。
次回、開眼!ペンタトニック スケール につづく