トンボの再生 | ビービービーのブログ

ビービービーのブログ

気になるニュース

自然の再生には、さまざまな生き物が象徴となるケースがあります。たとえばギフチョウ などの昆虫類。あるいはコウノトリのような絶滅危惧種。アサザのような水辺の環境が悪化することで生育できない水草など。

それらの生き物が生きていけるようになれば、自然が再生に向かっている指針となるわけです。もちろん一概には言えない部分もあるとお思いますが。

オオキトンボ:道内初の生息を確認 羽幌町の公園で--絶滅危惧種 /北海道

以下記事引用
*******************************************************************
絶滅危惧種に指定されているオオキトンボが、羽幌町朝日のビオトープ公園「自然空間はぼろ」で確認された。道内で生息が確認されたのは初めて。

 オオキトンボは体長約50ミリの日本最大のアカトンボ。成虫は羽を含め体全体が橙黄(とうこう)色。朝鮮半島や中国、ロシアに分布しており、国内では四国北部、九州北部から本州で生活し、青森が北限とされていた。

 発見したのは旭川市の北海道トンボ研究会会員の南出安博さん(41)。昨年9月に複数の個体を目撃し採取。同じ会員の広瀬良宏さん(41)が同定 した。南出さんは「道内にいるとは思わず、びっくりした。その後、09年にも同じ場所で写真に撮られていたことも分かったが、08年には季節風に乗り大陸 から飛来して定着した可能性が高い。学術的にも興味深い存在だ。地元の方々にその価値を知ってもらい守ってほしい」と話す。

 昨年11月に研究成果を日本蜻蛉(とんぼ)学会で報告し、生息地の保護対策を検討している。近く南出さん、広瀬さんら研究者3人の共著で論文も発表する。

 オオキトンボは宅地開発などで生息地が近年激減。環境省のレッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では絶滅危惧1類(絶滅の危機にひんしている種)に指定されている。【横田信行】

*******************************************************************

今回のケースをみて、はてと思う部分があります。
・絶滅危惧種I類に指定されている、絶滅の危険度が非常に高い希少な生き物であること。
・北海道では生息が確認されていない生き物であること。
・ただし、ロシアなどで生息している生き物なので、北海道でも充分生息できる生き物なのかもしれないこと。

単純に生息域が広がって、諸手を上げて喜んでも良さそうな気がしますが、まだ個体数は少ないのでしょうけど他の生き物への影響は大丈夫だろうかとも心配になります。考え方によっては、絶滅危惧種が外来種として侵入するみたいなことです。

以前、日本のタンポポがセイヨウタンポポに駆逐されてしまい、生息数が減ってきたことがありました。だからといって人為的に日本のタンポポの種を撒く場合は、どのような環境への影響があるかを充分計っておくべきだとの議論がありました。今回は人為的ではないにしろ、いままで生息していなかった訳なので、そのあたり充分に専門家によって調査しておいてほしいなと思いました。杞憂かもしれませんけど。