そう、おそらく元上司さんは、
私を元カノさんと勘違いしている。
真一さん、元カノさんも連れて来てたのかー。
そうだよね。
私だけじゃないよね。
やり場のない感情。
真一さんが悪いわけじゃない。
でも今お付き合いしてるのは私なんだし…
悶々。
モヤモヤ。
それを真一さんにぶつけることはしない。
私が勝手にモヤモヤしてるだけだから。
真一さんのおうちに帰って来て、
そして、真一さんとゆっくりお茶を飲む。
その時に私の髪を撫でながら、
「さっきのこと気にしてる??」
と問いかけてくれた。
「え?なんで??」
と私が言うと、
「ビーンの顔色変わったの分かったから。本当に前に連れて行ったかもしれないけれど、覚えていないんだ。今はビーンだから、安心して。」
と真一さん。
「気になってることがあったらちゃんと言って大丈夫だよ。溜めないで。」
と優しく頭を撫でる。
もうそれだけで充分。
気にした私に気付いたこと。
何も言わずに溜め込んだ私に気付いたこと。
そっと心のしこりを除去してくれたこと。
この人は、ホントに私をよく見てる。
そして大切にしてくれてる。
大切にしてくれてる、ってこういうことなのか。
私今まで、実感すること皆無だったよ。
相手を気遣うことを自然とできる。
真一さん。
私も、あなたを本当に大切にしていくね。
ざわついた秋も、
その後二人で紅葉を見に行き、
すっかり色づいた秋に変わりました。
幸せだなぁ。
幸せな自分に罪悪感を持つ時もあるけれど、
私が幸せでいることで、
家族も幸せになれる。
そんな風に思ってもいいんじゃないかな。
真一さんと出会えなかったらそんなことすら気付けなかったよ。
これから1人飯。
大好きなチーズハンバーグを食べに行こう