2011年。3月11日。
東日本大震災を目の当たりにしてきた私。
娘は当時2歳。
震災当時、私のおなかには、息子がおりました。
妊娠8ヶ月でした。
強い揺れの中で必死におなかをかばい机の中でうずくまっていた私。
娘は2歳で、おむつだったため、物資不足に困った日々。
おむつが欲しい。
友達は送ってくれるが、配達してくれる方がいない。
断水。
津波の被害。
おなかは張ってくる一方でした。
3月に出産予定の友達は、ヘリコプターで関東に向かった。
不安になる中で、私にできることはなんだろう。
私は、避難所を周り、妊娠8ヶ月🤰のおなかで、学校が休校になっている子供達を集め、寺子屋授業をすることにした。
私は幸いにも、教員資格があった。
避難所の子供達を見た時に、無表情で、生気のない顔に、子供達の本来の姿に戻ってほしい、と心底思った…
妊娠8ヶ月🤰でできること。
おなかにいた息子には、
「ママに無理させてね!キミも男の子!!!ママと一緒にがんばろ!!!」
と言い聞かせ、子供達と勉強をした。
勉強を教えている時間は、子供達に自然と笑顔が戻っていた。
不思議なもので、勉強が好きな子供達はなかなかいないが、学ぶことで辛い意識を軽減することはできたらしい。
私は、津波で全部流されてしまったおウチの子供達に出会った。
物資不足だったにも関わらず、最後に教えてくれたお礼だと言って、チョコレートをもらった。
泣けてきた。
元気付けようと思った私が元気づけられている。
こういう時だからこそ、日常のありがたみに感謝したい。