「早く寝ないといけないのについつい撮り溜めしたドラマを観て夜更かししちゃう」
「夜遅い時間に甘いもの食べるの辞めたいのについ食べてします」
「勉強しないといけないのに、つい漫画ばっかり読んじゃう」
辞めたい習慣があるのに、辞められない・・・
こんなことってよくありませんか?
辞めたいのに辞められない・・
ダメだとわかっているのにやってしまう・・
なぜでしょう?
これには明確な理由があります。
それは人間の脳のメカニズムにあります。
どんなメカニズムかと言うと、
人間は不快を避けて快を求めて動く生き物である
人が行動する時は全部そうなんです。
当然これはビジネスにも活かせますし、マーケティング・セールスも同じです。
・不快を避けたい
・快を求める
人が動く時ってこのどちらかしかないんですよ。
つまり、「不快→快」にする為に人は行動するんです。
じゃあ、辞めたい習慣を辞めるにはどうすればいいのか?と言うことなんですが、
そもそも習慣化をするには4つのステップがあります。
①無意識・無能「知らないし、できない」
②有意識・無能「わかってるけど、できない」
③有意識・有能「意識すれば、できる」
④無意識・有能「自然と、出来ちゃってる」
どんな習慣のこのステップを辿ってます。
例えば、自転車もそうです。
最初から自転車に自然と乗れる子供なんていません。
最初は何も知らないところからスタートして、こう乗るんだよ、こうやってバランスを取るんだよってことを教えてもらう。
けど、出来ない。最初は転びまくるわけです。
なんども転んでいくうちに、だんだんよろよろと自転車に乗れるようになり、そのうち意識することなく、なんでもないように自然と自転車に乗れるようになるわけです。
歯磨きだって、トイレの仕方だって、お箸の使い方もスポーツもそう。
パソコンのタイピングもそうですね。
どんなものでも、この①〜④のステップを辿って習慣化し、今までいろんなものを身につけているんです。
でもここで問題があります。
それは②③は不快ゾーンだと言うことです。
人間の行動は「不快→快」でしたよね?
つまり、④にたどり着く前に不快から逃れたくなるんです。
そして、①④は快ゾーンです。
②③で不快を感じた人は、④快ゾーンに行き着くまでに嫌になって①の快ゾーンに戻ることが多いです。
これが習慣が出来なかったり、挫折する原因なんです。
だからこそ、このメカニズムを知って不快ゾーンを快に繋がる成長ステップだと言うことを理解しましょう。
不快ゾーンを「喜び」に自分の意味づけを変えるんです。
このメカニズムを知らないから、先が見えなくなって途中で嫌になるんです。
そして何も身につかないまま挫折しちゃんです。
とっても勿体無い。
習慣の達人を①〜④のメカニズムを知ってるからこそ、②③の不快ゾーンに突入した時にも、「キタキター!!これを抜ければとんでもない成果がでる!!」と思って不快ゾーンを喜びにしてます。
一見、変態に見えますけど(笑)、これが良い思考です。
こうやって、どんどん新しいことを習慣化しては新しいスキルを身につけていきます。
ということは・・・
悪習慣を辞めるのも、習慣化のステップと同じことをすればいいってことなんです。
つまり、「この習慣を辞めるという習慣を習慣化」すればいいんです。
習慣化のステップと同じで、①〜④までのステップを辿っていけばOKです。
ポイントは②③の有意識を④に繋がる喜びのステップとして認識すること。
いいですか?
有意識の②③のステップの時が重要ですよ!
このメカニズムを使って悪習慣を辞め、良い習慣をどんどん身につけましょう。
④までいけば、一気に楽になりますからね♪




