熨斗 | ぐみきゃんデイ evolution

熨斗

カウントダウンTVをご覧のみなさん、こんばんは。

GUMIです。



11月も終わりになろうとしていますね。

自宅に、喪中はがきが届いたり、

仕事でも、ぼちぼち御歳暮の発送依頼が増えてたりと、

年末が迫ってくる気配、びんびん感じています。


さて、贈答品の販売をしていて思うことがあります。



それは熨斗(のし)。


意外とご年配の方でも、熨斗のこと、上書きの意味などを、を間違って理解していらっしゃる方がいます。

一度間違ってインプットしちゃって、大人だし、誰も訂正してくれないまま時が過ぎたんでしょうね・・・(´・ω・`)





そんなわけで、

これから贈答品のとびかう季節、たまにはためになる記事でも書こう、と思い、

今回は熨斗について、販売員としての復習もかねて書いてみようかと・・・。

(たまには真面目に人のお役に立てたらいいなと・・・)



このあと尋常じゃなく長いうえ、

特にボケる予定もないので、興味のない方はスルー願います!









↓     ↓     ↓








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まずは基本情報から。


熨斗というのは、こういうやつのことです↓


ぐみきゃんデイ-SH3I0142.jpg

画像が暗くて申し訳ないです。

見たことありますよね?



お店によって仕様、デザインは異なります。

これはわたしが勤めているお店で使っている熨斗(小)と(大)。

詰め合わせの箱の種類や大きさによって使い分けています。



正確に言うと熨斗というのは、端っこについている

折り紙みたいになっている部分の名称。

あわび熨斗っていって、昔はガチで干したあわびを

紙に包んでたとか。めでたい贈り物に使います。



紅白の水引がついている写真のこれは、『輪のし』。

何度も繰り返して巻いているため、何度繰り返してもOKな慶事に使用します。


つまり、出産祝いには使ってもいいけど、

病気のお見舞いや結婚祝いにはダメってことです。(;°皿°)キヲツケテ!







ぐみきゃんデイ-SH3I0141.jpg

『御歳暮』の上書きと名前を入れた熨斗の使用例。

横向きで申し訳ありません。





※店員ならみんな字が上手いなんて思ってはいけません( ̄∩ ̄#

大事な人への上書きや名前は、いっそ自分で書くか、「パソコンで印字してください!」って

店員さんに依頼しましょう。ただし、パソコンが扱えない店員さんもいます。あしからず。






これも熨斗↓(正確には熨斗紙)
ぐみきゃんデイ-SH3I0129.jpg

一番見かける機会の多いべたのしです。

エコの味方、簡易タイプです。

最近はさらにエコに磨きがかかって、

ちっちゃいシールみたいなのを箱の上中央に

ぺたっと貼るだけのもありますね。

うちにもそういう簡単なやつ導入してください社長・・・(-з-)





この蝶結びの熨斗紙も、上で紹介した『輪のし』同様、

『繰り返していい贈り物』につけるものです。



手土産につけることもままありますが、

正直、顔を見て渡すのでしたらつけない方が

かしこまらなくていいと思います。


ちょっとした贈り物にがっつり大層な感じで熨斗がついてるのは、

店員の立場からはお客様に言えない事ですが、

場合によってはその、ちょっと・・・かっこ悪いです・・・・・・(´・ω・`)





ちなみに繰り返しちゃいけない贈り物にはこちら。

ぐみきゃんデイ-SH3I0130.jpg


『結びきり』の熨斗紙。

ちょうちょ結びじゃない。

輪になってない。

だから、回らない、繰り返さない、一回きり!



※ちなみにこのタイプのべたのし

(結びきりだけど、熨斗がついている)は、

病気のお見舞い等には利用できないのですが、

間違ってこれを選ばれて

トラブルになることが多いので、

わたしの職場では、一年前から廃止になりました。

現在は別の仕様で用意しています。



こんな↓


ぐみきゃんデイ-SH3I0143.jpg










ところでたまに、熨斗の注文の際に、のしをつけないで、という意味のつもりで、

「すのしでお願いします」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、

そう言われると輪のしか蝶結びのべた熨斗がつきますので、お気をつけください。




『すのし』というのは、

『上書きや名前入れをせずに熨斗だけつける』

という意味であって、

のしをつけないという意味ではないのです><

かなりご年配の方でも、これを間違っておぼえていらっしゃる方が多いですね。



「すのしでいいわ、粗品って書いてくださる?」

とかいうかんじの謎の依頼も、わりとよくあります・・・





(  ゚ ▽ ゚ ;)黙って書きますけど・・・・・・





熨斗について、もちろん、わからなければ、堂々と店員に尋ねていただいていいのですが、

いい大人になると「わからない」というのが恥ずかしいのでしょうか。

なんかあてずっぽうで攻めてくる方、結構いらっしゃいます。

あきらかに変な場合は、そっと別の熨斗をご提案することもありますが、


注意事項として、

店員が間違いを100%訂正するとはかぎりません!


基本的にはお客様に指示された以上、店員は厳密には間違っている上書きや熨斗でも、

「はい」と言ってご用意します。


違ってたら言ってくれるだろう、とは思わないのが身のためです。



不親切な話ではありますが、

お客様の発言を訂正するかどうか、という点については

販売接客において、いつも非常に微妙な問題です。

(贈り先様にあきらかに失礼なチョイスでしたら訂正を試みますが、

それが失礼にあたるかどうかはケースバイケース、

ちょっと話を聞いたくらいでは店員にも判断しかねます)




なので・・・




「お客様がおっしゃったので、このようにいたしました」


てなもんです。




怖いですね。ほんとに怖い・・・(((゜д゜;)))




まずは贈る気持ちが大事ですから、

ささいな間違いなんて気にする必要はない、というのも一つの意見ですが、

受け取り手によっては、やはり、



「なんじゃこれ。こいつ・・・モノを知らんな・・・」

と思う方もいるかと思うんですよ。

「あり」「なし」の許容範囲には個人差がありますからね(ノ_-。)



だから

いい大人の皆さん!

熨斗のこと、

ちゃんと自分でわかった上で、どんなふうにするのか選びましょう!!




でもそんなの調べて勉強してる暇ないよね!

そんなわけで、

以下に、この季節によくある贈答のケースと

その場合の熨斗の例をまとめてみました!!

(雑な感じでね!)


少しでも参考になれば、幸いです。

ていうかもう、わかんなかったらゆって!

私自身の勉強にもなるので、調べてでも答えますので!


○●○●○●○●○●




【御歳暮】


上書きに御歳暮と書いてもらい、自分の名前も入れてもらうのがスタンダードです。

でも発送の場合は、発送伝票で贈り主が明白なので、とくにこだわって書いてもらう必要もありません。


(ちなみに、御歳暮の予算は当方では2000~7000円くらいが主流ですが、発送手数料の関係で3000円前後がもっとも多い印象です。ただし客層はご年配の方が多いので、お若い方だと2000円くらいの贈答も多いことと思われます)


時期としてはクリスマス前までというところでしょうか(あ。九州ではですが)。

駆け込みの方も多く、一応年内であれば御歳暮の熨斗を使いますが、

あまり遅くなると、ちょっと苦しい感じになります^^;




○●○●○●○●○●




【御歳暮っていうと気を遣うから、何か別な感じで贈りたい場合】


上書きを書くならば、「粗品」か「御挨拶」か・・・贈る方のニュアンス次第ではありますが、

判断が難しい場合は、「すのし」が無難でしょう。いっそ「のしなし」という手もありますが、

御歳暮の代用、という意味があるのなら、個人的には一応のしをつけることをお勧めいたします。


このケースは、型にはまっていない贈り物ですので、時期はいつでもいいでしょう。




○●○●○●○●○●




【喪中はがきが届いて初めて訃報を知り、何か贈っておきたい場合】


ありますね。「エッ、お通夜もお葬儀も行ってないけど!なんにもお包みとかしてないけど!」

というこの例。

せめてお供えにお菓子でも贈りたい方必見です。

これの仕様にはいくつかパターンがあります。



普通に贈る。→上書きに「御供」


あまり気を遣わせたくないという気分の時。→仏事のすのし


お返しをしなくていいようにささやかにしか贈らないからもうほんと黙って受け取って忘れて欲しいとき→のしなし



まあこれは気持ちの問題であって、ルールではありません。

私個人から見て、これが妥当かな・・・と思うラインでしかないです。

最後ののしなしについては、相手がどう受け取っていいのかわからなくなる恐れがあるので、

「お葉書を受け取り、びっくりいたしました」とか、

ひとことお手紙などを添えてみるといいかもしれません。

あまり長い手紙はダメですよ。がっつりお返しが来てしまっては元も子もありません。

ほんのひとことってところがポイントだと思います。




○●○●○●○●○●




【いただいたお供えにお返しを送る場合】


喪中はがきを出すと、思わぬところから御供えが届いちゃったりしますね。

「お葉書を受け取り、びっくりいたしました」とか言って・・・。

いただいた以上、一応お返しをしなくては・・・



仏事のお返しものには、基本「志」の上書きです。



でも相手があえて御供えとしては贈ってこなかった場合には、

こちらもどう返していいか悩むところでしょう。

「志」としては返せない・・・それでも返したい・・・なんとしても返したい・・・!!

これは「のしなし」が無難だと思われます。

「仏事のすのし」でもいいでしょうが、そこまでするならいっそ素直に「志」でいいでしょう。



いつも思うのですが、変に気遣い合って変則的な熨斗を使うと、

お返しのお返し!お返しのお返しのお返し!

みたいにニワトリタマゴ状態になるので、

個人的には堂々と「志」として贈って終わりにすればいいのにな、と思ったりします。

あまりにお返ししづらいときは、お礼状だけでもいいのではないでしょうか。

気持ちですから、素直に受け取って悪いことはないと・・・大人の世界、そうもいかないのかな。




○●○●○●○●○●



【御歳暮を贈ってない人から御歳暮キタ!やばい完全に出遅れた!という場合】

はい。ありますね。

今から贈ってもなんかタイミングが・・・!って時にはこれです。


「冬のごあいさつ」


いやぁ、便利な上書きです。本来熨斗の上書きとしては存在しない言葉なのですが、

近年のこやつの台頭ぶりときたら、すさまじいものがありますな。

知り合いの三越の方が、この「ごあいさつ」という言い方は、うちが最初に使い始めた、って自慢してました。

どうだか知りませんが、ありがたいことです(・∀・)

冬中いつでもOKですから。使わせていただいてますよ!


ただし、ご年配の方の中には、

「こんな上書きはない」と渋面を作られる方もいらっしゃいます。(DAYONE・・・私も個人的には嫌い・・・)

でも言葉や文化というものは、こうやって渋い顔をされながら変わっていくんですね(@_@)





ちなみに年を越したら、松が明けるまでは「御年賀」。

松が明けたら・・・まあ御年賀でもダメではないのですが・・・本来的には・・・です。

松明けはだいたいどんな上書きもなんとなく間が悪く気まずい感じになりますが、

贈り物なら「粗品」、お返しものなら「御礼」、遅い年始の挨拶でしたら「赤のしに名前だけ」

などを使うといいかもしれません・・・。が、一番無難なのは、やはりすのしですね。



微妙なときは書かない。つけない。

これが一番誤解と間違いが少ないのですよ。

お返しが遅れに遅れたわりに、熨斗でバリッと見せたい!

ていうのも・・・その、ちょっぴり・・・かっこ悪いかもしれません・・・。




○●○●○●○●○●





贈り物・お返しものははお早めに!!




ああ肩凝った!!

熨斗の機微、複雑で奥深すぎるので今日はここまで!

間違ってるところがあれば突っ込みも大歓迎!


ぐみでした~!!


※一部青字の部分には訂正を加えています。亀ちゃんありがと~^^