ぐみ・インターナショナル【追記あり】 | ぐみきゃんデイ evolution

ぐみ・インターナショナル【追記あり】

本日の夕方、道を歩いていたら、



右斜め後ろから突然、



「寒いですね!」



と声をかけられた。




ふりかえると、ひとりのおじさん。



「わたし、韓国人です!日本語の勉強をしています!


T町まで、どのくらいで着きますか?」




おぉ。韓国からお越しのおじさんですか。




「なにで行かれるんですか?」



「歩きます」



「そうですか。でしたら多分、十分くらいです」



「あなた、まっすぐ行きますか?」



「はい、わたしは向こうに行きます」



「仕事が近くですか?」



「いいえ、家が近くです」



「歩きます。しゃべります。試験が近いです。一石二鳥です」



おぉ。一石二鳥とか知ってるんだ。



すごいな。




おじさんは私について歩き始めた。




うん・・・



疲れてるけど・・・



まあ、日本のことを好きになってほしいしな。



日本語の練習に、協力したい。



「試験はいつなのですか?」



「12月です。もう、二回、落ちています」



「次は合格できますよ!」





このコメントがまずかったのだろうか・・・





「あなたは、神様の摂理ですね!」






(((゜д゜;)))え?!



か、神様の、・・・摂理・・・?!!






いやいや、たしかこれは韓国では

「いい人ですね」

くらいの意味のはずだ。


大丈夫、セーフだ。

ありがとう的なことだ。




ところが、である。





「運命ですね!!」





?!!!(((゜д゜;)))







「運命だと思いませんか?」



怖。




怖い怖い怖い。





「あははははは、それはおおげさですね!」



と、言い終わらないうちに、



おじさんは大声で歌い始めた。




あなたは幸せになる運命、


神様に祝福されている人、




といったような日本語の歌詞だった。

(すごいアバウトにしかおぼえてないけど)




しゅ、祝福された・・・・・・




通りすがりの韓国のおじさんに、祝福されたよ・・・






往来でえんえんと歌うおじさん。


人々が見ている。


うぅ・・・。




おじさん、たしかに、歌、うまいけれども。






終わらないし、仕方ないから、



もう手拍子してみた。




「お上手ですね」



というわたしの言葉さえかき消して、



おじさん、二番まで歌いきる。



「あなた、家族と住んでいますか?」



「え、ええ・・・」



「結婚していますか?」



「いえ・・・結婚していません」



「彼氏はいますか?」



「いません」



「どうして!!」



「しりません、どうしてでしょう・・・」



「いたことはありますか?」



うぅ・・



なぜそんなことを答えなくてはいけないのか・・・



「まあ、そういうことも、ありました・・・」



「今はいませんか、どれくらいいませんか?!」




お前に関係ねーーーーーだろ!!!!



気が遠くなるほどのインターバルだ!!!




「私、おもしろいですか?」



「そ、そうですね・・・」



「かっこいいですか?!」



「あははははは(笑ってごまかす)」



「私、結婚できない。どうしてですか?!!」



「ど、どうしてでしょうね・・?!」



「私、おもしろいですか?!かっこいいですか?!」



えぇぇ・・・・・・?



ていうか、私たち、

語学の勉強のために話してたんじゃないの・・・?



「手、寒くないですか?」



いよいよ雲行きが怪しくなってきた。



「いえ、ポケットにカイロを入れているので!」



「タッチタッチ、タッチだけ!」



「いえ・・・!!」



なんでお前の手にタッチしなくちゃなんねーんだよ!!



だまされた・・・!!



いつもなら知らない人に話しかけられたって

絶対に絶対に絶対に無視するのに!!



国際友好を装った韓国のおじさんに、



だまされた!!!!!!



「私の英語の歌、ききたいですか?!」



日本語の練習はどうしたーーーーーーーー!!!!!



「じゃあ私、こっちなんで!!」



道を曲がろうとした。



「じゃあ、私ももう少し歩きます」



歩くなーーーーーーーー!!!!



ぐみ・インターナショナルの限界。



国際交流?友好?



もう知ったこっちゃないぜ。



「あなた、何の仕事ですか」


 

「なんでしょうねぇー・・・(死んだ目で)」



「名刺ください!名刺!」



「名刺は持ってないんですよ・・・(事実)」



「仕事はどこですか」



「どこでしょうねぇー・・・(死んだ魚の目で)」



「彼氏ほしくないですか!」



「いえ、彼氏はいませんが、好きな人がいるので」



「どんな人ですか、いくつ違いますか!」



どんなでもえーやん・・・・・・いくつでも、えーやん・・・






まあ一応ジェントルマンだった韓国のおじさんは、



その後少し一緒に歩いてから、



空気を読んで手を振って去っていった。




最後まで、



「韓国の友達、紹介しますから!独身です!」



とか韓流イケメンの影をちらつかせながら

連絡先を聞こうとしていた。









はぁ・・・




割とすんなり帰ってくれて、

よかった・・・



少し怖かった・・・・・・




あぁ





でもひょっとしたら、



彼氏のいないという私を、



本気で心配してくれただけだったんだろうか。



わかんないけど。







とにかくちょっと、疲れた。




ちょっと抱え切れなくて、


ふつうにブログにしてみました。




今日は早めに、寝ようと思います。







ぐみ・インターナショナル、敗北。






【追記】


反響がハンパなくて、あ、やっぱり怖くて普通だったんだ、と安心。

まっすぐ帰るのが恐ろしく、その後しばらく歩いてみた結果、

この日の歩数は一万歩をゆうに超えました。(携帯に歩数測る機能がついてるの)。


歩きすぎました。

もう歩きたくないから、

今後は国際人にも気をつけようと思います。

みなさまありがとうございます!