”大切な人との別れを、自分のせいだと思い続けている方へ” | アイリス

アイリス

2024年12月、可愛くて優しい娘が旅立ちました。絶望から愛への軌跡を自分なりに綴っています。#自死遺族#アダルトチルドレン#看護師

 

前回、

「大切な人との別れを、自分のせいだと思い続けている方へ」

という記事を書きました。

 

娘を失ったあと、

娘が夕方調子が悪くなるのを知っていながら、

 

時短を取らなかったという後悔から、

自分を責め続けていて、

 

そして、

ひとつのきっかけから、

 

娘の死そのものが、私に対する

「幸せになって」という

 

メッセージなのかもしれないと

気づきました。

 

けれど、

自分を責めている時は、

「幸せになって」と言われても、

 

すぐにその言葉を受け取ることはできません。

 

美味しいものを食べたいと思っても、

 

「私がそんなことをしてもいいのかな」

と、ためらってしまう。

 

行きたいところがあっても、

 

「楽しんではいけない」

と、自分に言い聞かせてしまう。

 

誰かと笑うことさえ、

 

「私だけ笑っていていいのかな」

と、苦しくなる。

 

幸せになろうとしても、

その自責の気持ちから、

 

自分が何を望んでいるのか、

わからなくなっていることがありますが、

 

ただ、

 

ゆっくり楽になればいい。

 

まずは、日々の生活の中で、

 

「これはしたくないな」

と思うことに気づいてみる。

 

私たちの毎日には、

したくないことは山ほどあります。

 

その「したくない」を、

自分にさせていないか気づく。

 

その中で

「どうしてもやりたくない」

と思うことがあれば、

 

勇気を出してやらないでみる。

 

勇気を出すのは、

怖いかもしれません。

 

今まで、そうしてこなかったから。

 

でも、

 

小さなことでも

自分の気持ちを尊重していくと、

 

少しづつ、

自分への信頼が増えていきます。

 

自分の中にいる「私」が、

喜んでいるのを感じます。

 

すぐに行動に移せなくてもいい。

 

「私は今、そう思ってるんだ」

と気づくだけでいい。

 

たとえば、

 

「同僚が忙しそう。手伝った方がいいかな。

でも私も疲れている。今はやりたくない」

 

そんなときは、

 

「そう思ってるんだね」

と優しく自分に言う。

 

「LINEに返事をしなくちゃ」

 

でも気分が乗らない。

 

「今はひとりで静かにいたい」

 

そんなときも、

 

「そう思ってるんだね」

と、自分の小さな望みに気づいてあげる。

 

その気持ちをポジティブに変換しようとせず、

 

否定もせず、

 

ただ、そのまま受け止めてみる。

 

そして、

 

「本当はどうしたい?」

と、優しく聞いてみる。

 

その積み重ねの先に、

 

少しづつ、

 

自分の人生を生きる感覚が

戻ってくるかもしれません。

 

何かを楽しめなくてもいい。

 

何を望んでいるのかわからなくてもいい。

 

ただ、

 

ほんの少しだけ

心に余裕ができたとき、

 

「今、何がしたい?」

と聞いてみてください。

 

私は娘の死をきっかけに

 

「幸せになっていい」

と、思えるようになりました。

 

でも、

 

今でも自分を責めることがあります。

今でも寂しくて泣いてしまうこともあります。

 

だからこそ、

 

自分の名前を呼び

 

「どうしたい?」

と、聞きます。

 

小さな「したくない」に気づき、

小さな「こうしたい」に気づく。

 

そのひとつひとつが、

 

少しずつ、

 

人生を自分で選んでいくことに

つながっていくのかもしれません。

 

そしていつか、

 

娘から受け取ったものを胸に、

 

私らしく生きていけたらいいな。

 

そんなふうに思っています。