モモさんの部屋(下見) | 自立への7年計画

自立への7年計画

無職を隠した夫◇不倫◇家庭内別居◇相手は名古屋から東京へ◇離婚調停中

弁護士面談を終えて

友人と荻窪へ向かいました。

モモさんの部屋を見に行くのです。


この友達には、なんとなく反対されると思っていたので

こっそりひとりで進める気でいたんですが

弁護士さんの言葉にも後押しされて

一緒に証拠写真を撮ろう、と言ってもらえました。

心強いことこの上なし。


ご主人にも

最後まで付き合ってあげるように、と言われているそう。

私は何も返すことができません笑い泣き

本当にありがたいです。


私が「いい旦那様と結婚して幸せね」

「うちがおかしくなったのは私が悪かったんだね」

なんてぼやくと

「そんな大げさに考えなくていいでしょ」

「ちゃんと証拠とってわからせよう」と。


このあとも、私の長いLINEが届くたびに

妄想強すぎるな、

なんて返事しようか、

いっそ本でも書かせようか、と思うそうです。

(ブログのことは言っていません)


結果『ゆっくり休んでね』とだけメールをくれます。

そう返事がくると私もしまった!と自制します…

笑い泣き笑い泣き振り回してホントごめんなさい。



さて荻窪ですが

とても住みやすそうな街です。

駅ビルがあって何でもそろうし

駅前には寄り道したくなるお店が並びます。


目的地は徒歩圏、近くて助かりました。


付近でうろうろしていたら

怪しいと思われそうな閑静な住宅街

けれどコロナ禍でみんなマスクしてるし

お店も8時で閉まる今、チャンスだとも思いました。


何より、もしオートロックのマンションなら

部屋の前を撮影することなんて無理なので

恵まれた条件だ、とやる気になりました。


マンションというよりアパートという印象。

でも色々と工夫された、作りの良い建物です。

反対側の窓は、ななめに遠くからしか確認できません。

モモさんは不在のようでした。


この日は駅前からの道順や

張り込み場所を確認して帰りました。

ビデオはこの友達と、クアアイナでランチした友達にも借りることになりました。


実際部屋に行ってみたことで

冷静になってきました。



結婚したとき、夫は書斎を欲しがりました。

部屋に余裕がなかったから、寝室と兼用だったけれど

机と肘付きチェアと本棚を置いて

本棚には日本酒の瓶や、へんな置物を置いて

だいたいはそこで読書していたし

テレビをつけっぱなしにするのも好まなかったり

ふらっと買い物に出かけては

お酒を買ってきて私に怒られたり

けれど台所にいる私のそばにいることは少なく

ひとりの時間を静かに過ごす人でした。


モモさんが運命の相手なんだとしても


イチャイチャするのが何より望むことで

ずっとべたべたしていたい、と夫が思うなら

それは私の知っている彼ではないわけで


いつの間にか

『欲望おじさん』に変身したのでしょう。


欲望おじさんにとっては希望がかなう場所だけど

もしも寂しさを埋めるための関係なら

本来の夫の性質があらわれたときに

この部屋では小さすぎて

彼女がいつも隣にいて

きっとくつろげないだろう、って思いました。


『男の隠れ家』みたいな雰囲気の室内だったら気に入るかもしれません。

でもきっと、こだわりはないと思います。

明るい、生活感を全面に出した部屋でしょう。


図面より小さいベランダにはすぐ隣家の壁があり

風通しもどうかわからないし

ここでお布団が干せるのかな…


新婚生活を経験し

子育ての騒音の中で暮らしたこともあり

やっと娘たちが落ち着いて、両親と暮らし


ひととおりの生活をしてきた50代の男性にとって

年齢相応の魅力的な場所ではなさそう、

会社からここへ寄って家に帰る…

満たされはしないだろう、と思ったのです。


もちろんここに来れば女性がいて

楽しいことができるんだから

通ってくるのは間違いないでしょうが


あとから振り返って、武勇伝にもならないようなうーん


我にかえったときに感じるだろう、

安っぽさ。

洗練されてない感じ。


そしてそれは、夫が選択してきたことの結果です。

モモさんは仕事をやめて

高い家賃を払っているのです。

夫に責任をとってもらえると信じているのです。

私の前で、モモさんを選ぶと言ってほしいでしょう。


彼女にも義母にも妻にも

夫の自由意志を堂々と見せてもらわなきゃ、と思います。


自分のしてきた結果と向き合ってもらわなきゃ。

私はぜひ見届けたいです。


通うの大変!