先日セイボリーとともに実の大きさを記録しましたが
昨日今日の雨予報で雨の前に収穫。

相変わらず大粒ですが先週の味見から
今回は少し味の印象が変わって
タイタンは今後も期待できそうな印象です。


先日の一番果は多分過熟状態で
酸味がほとんどありませんでしたが
今回はしっかり酸味がある。
酸っぱい訳ではなくて自分的には心地良い
酸味と言った感じでしたがティフやブライトウェルのような
濃い味ではないですね。(香りも少ない)
食感や皮や種の気になりにくさ等
ハイブッシュ系に近い印象。




現状小苗に結構実を付けてるので
味の印象はまだまだ変わっていくと思いますが
自分としてはラビット系とはまた別の味として
充分ありな印象です。

一方同時に収穫したセイボリーは
今回味が無いと言うか前回の味見より印象はダウン・・・。
まあこの時期の味見はあまり参考にはならないので
今後の成長が楽しみなのは変わりませんが
取り敢えず今回はタイタンの方が好印象でした。




ひとつケチを付けるとすればブルームが薄くて
実が黒っぽいことかな。
自分はブルームが多い品種の方が
見栄えがフレッシュな感じで好みですが、
タイタンは全体的に黒い印象。
実が大きくて存在感はありますが
コロンバスくらい白く見える方が実が新鮮に感じます。




先日も記録しましたが樹勢はかなりよさそう。
4本ある内、結果的に2本に実が付いて
2本は実が付きませんでしたが
成長はどれも同じくらい。
昨秋1年生で我が家に来たときは20cmくらいでしたが
昨日測ったら1m強に成長していました。

ちなみに用土はハスクオンリーで
クラッシュハスクとココピートのミックス。
マルチも何もしてませんが
この秋に45cmポットに植え替え予定。
(通常は最初から45cmポットに植える)
45cmでは根域が狭くて株が大きくなると
水の管理が大変になりますが
場所が無いので仕方ないです。

肥料は2月頃から3回くらいカネヤマとリン酸液を
薄めた液肥をジョーロでやって
それ以外は市販の「花ごころ/ブルーベリーの肥料」と言う
BB専用肥料を3回くらいやったかな。(固形の方が楽)
だいたい月一くらいのペースで肥料はやってますが
面倒なので出来れば養液栽培みたいな
システムにした方が楽でしょうね。

あとは自分が気にしていることは
不織布ポット&ハスク用土にして
排水性を高め通気性を良くすることと
とにかく水をやること。(夏は雨の日以外毎日1回)
鉢内の温度が高くなりすぎない様に
夏場直射日光が当たる部分は日除けしてやること
などですが、それだけ守ってれば苗が枯れることは無いし
実を付けながら栽培しても充分苗も成長します。
(保証は出来ませんが・・・)

プラ鉢で夏場苦労している人は
一度不織布ポットを利用してみると
水さえやればまず神経質な品種も枯れませんよ。
見た目や(まわりにコケが付く)とにかく
不織布に抵抗がある方ももちろんあると思いますが
不織布ポットは安いしそれなりに耐久性もあって
自分は今のところ気に入ってます。
※大きなポットで栽培すれば大株になるまでは
水やりも毎日でなくて良い。
(夏場の水やりは逆にプラ鉢の方が気を使う)

別に自分は不織布ポット信者と言う訳でもありませんが
この方法で何の問題も無いので
目の届く庭での鉢栽培には特におすすめ。
最終的には自分に合った栽培方法にすれば
良いと思いますが、この時期苗が不調になる場合
ためしてみる価値はあると思います。

色々余計なことを書くといろんな意見もあると思いますが
興味がある人は試してみると良いと思います。
見た目や耐久性(この先どうなるか分からない)以外では
今のところデメリットはほとんど感じません。
(まだ3~4年くらいしか使ってませんが・・・)
最近は不織布ポットは地植えより排水性が高いので
雨による裂果が少ないとも思ってます。

ちょっと話しがそれましたが
タイタンは期待できそうな品種です。