台風が四国に接近中ですが
実の裂果や落果の被害がでる前に
雨がやんだタイミングで収穫。

ハイブッシュ系がほとんど終わって
ラビット系に移行してきましたが
ラビット系はやはり甘いですね。
(ハイブッシュ系の晩生ではブリジッタが良かった)

モンゴメリーは今まで印象が無かったですが
今年はかなり甘いです。
アイラが今年は酸味が強かったですが
ブライトウェルやオクラッカニーはいつも通り。
アラパハが終盤戦になって実が萎み始めてますが
何とか台風の前に収穫できました。

そんな中でひと際目立ったのが
我が家ではニューフェイスのタイタン&セイボリー。
タイタンは昨秋1年生苗を購入して
早速実を付けてますが
苗が小さいのにかなり大粒になった。


1年生苗でこの大きさ!
25.30mm(6.0g)
今年のエメラルドの最大果と同じサイズがいきなり細枝に。
ラビット系最大と言うだけに小苗にこれならラビット系で
500円玉サイズも夢ではありません。
また樹勢も強そうですね。
昨秋同時購入のドレイパー、リバティ、オーロラの
1年生苗の中では一番ヒョロッとしてましたが
現状では一番大きくなってます。(70~80cmくらい)

カタログに記載があった裂果は
昨日の夜から降ったりやんだりする雨でやはり割れた。
まだ一粒だけなのでこの後台風の影響による雨で
何粒裂果するか要観察ですが
収穫が梅雨明けにずれ込めば
かなり期待できそうですね。


味は他のラビット系と比較すると大味な感じですが
不味い訳ではありません。
ラビット系に無い食感と酸味が少なく
食べ易いと言えば食べ易い。
味に関してはまだ苗が小さすぎて評価できませんが
現状でも自分的には問題ないレベルです。
来年以降もかなり期待できそうな品種ですね。

次はタイタン以上に大粒だったセイボリー。


なんといきなり2年生苗の1番果が26mm越えました!
26.05mm(7.1g)
こちらは昨秋2年生を購入したものですが
ラビットでこのサイズは凄いですね。
500円玉が26.5mm、7gですから
タイタンとどちらが先に500円サイズを超えるのか。

我が家ではチャンドラーとエメラルドしか
越えたことが無い聖域に
ラビット系が挑戦することになります。
(ハイブッシュ系を含めても我が家では3番目の大きさ)


セイボリーも少し割れかかってますが
裂果はどうだろう。
まあラビット系はもともと裂果し易いので
自分はあまり気にしてませんが
収穫期にこの大粒がバンバン割れたらショックですね。

セイボリーの味もタイタンと同じ雰囲気で
現時点では大味な感じ。
ただこれも自分的には問題ない味で
今後木が大きくなればさらに味は良くなってくると
思います。

セイボリーも樹勢は問題なさそうだし
最近のラビットの進化は凄いな。
オクラッカニーやコロンバスの実の大きさも霞んできます。

今までラビット系の大粒は期待してませんでしたが
来年以降、チャンドラーのあとにも楽しみが出来ました。
タイタン&セイボリー。
今後もラビット系の大粒品種がリリースされる
可能性は大ですが、大粒ファンにはたまらない
品種になりそうです。


右がタイタンで左がセイボリーです。