婆ちゃん。(by bravoo) | BB9/名港Recordings blog

婆ちゃん。(by bravoo)

ラジオを聞いててフト思い出した。


昔、たしか学校の低学年だで20数年前のこと。
近所でプロレスの出張興行があって見に行った。
婆ちゃん、母ちゃん、弟と俺の4人で土古競馬場近くの特設会場へ。
会場つっても駐車場にリングと控室用テントを建てて周りをぐるっとブルーシートを巻いた簡素な作りだった。
子供心に『しょぼいなぁ~』と思ったのを覚えてます。
そんな冴えない会場とは真逆にメインの対戦カードは


ジャイアント馬場
VS
タイガージェットシン
(共にタッグ)


当時、世間ではプロレスがしっかりした地位を築いとった。
今じゃお笑い番組がならぶ金色の時間に堂々と肩をならべ、年末年始なんかには総合格闘技ばりにスペシャルなどもやっとった。
そんな時代に上の2大スターが港区にくるなら行くしかないと大のプロレス&巨人ファンの婆ちゃんを味方に親を納得させる事に成功!!!



会場につくなりテンションはMAX!!!!!
物販コーナーを見たり、あたりを真似て野次を飛ばしたりとうろうろしとるところに控室のテントを発見。
もちろん覗くでしょ。
そして中には試合前のジャイアント馬場がっ!!!
馬場は真っ赤なガウンを羽織ってドデカイ葉巻をくわえてサインをしとった。
もちろん呼ぶでしょ。

「お~い馬場!!!馬場ぁぁぁ!!!!!」(今考えたら明らかに痛い兄弟だな)

そしたらゆっくりこっちを見て微笑み、またゆっくりともとのサインを書きだした。
弟と二人で感動しとったらスタッフにテントを閉められた。


そうこうしとる間にメイン。
入場口(特設だで一カ所)の真横に陣取る。
先に入場してきたのはタイガージェットシン。
このタイガージェットシンは毛皮のような派手なガウンにターバンをしてサーベルを手にもった悪役レスラー。
いつも卑怯な手段で攻撃をする悪い奴だって本気で信じこんどった。
そんなタイガージェットシンが入ってきてテンションの上がった俺と弟は横を通りすぎる時に

「きたないぞ~武器使うなぁぁぁ」(いっ痛いなぁっ)

と叫びながら背中辺りをバシバシ叩いた。
そしたらタイガージェットシンが振り向いて追いかけてきやがった。
逃げたね~逃げた。
全速力で逃げた逃げた。
今考えりゃ10メートルぐらいだし本気でどうこうするなんてないだろうって分かるけどその時は『あっ殺られる!!!』と思った。
続いて馬場が出てきたんだけど恐すぎて入場口に近付けずに遠巻きに見てました。


試合は両方のタッグが技の応酬、タイガージェットシンのサーベル攻撃、馬場のチョップ、決めは馬場十六文キック2連発で3カウント。
大盛り上がりでゴング!!!!!



いやぁ楽しんだなぁと思ってとなりを見たら婆ちゃんが勝利を感謝したのか拝んでました。

それが一番恐いわっ!!!!!



婆ちゃん天国でもプロレス楽しい??
いまでもよく作ってくれたでかいオニギリを思い出すよ。
じいちゃんとのりちゃんと仲良くやってね。
なかなか墓参りもいかん不幸者だで今日は線香あげるからっ。


こんなしょうもない長話を最後まで読んでくれてありがとう~。