えー、まさかの夜3発目f^_^;

さっきの続きで、ちょっとした小話を…



私がいた警察学校…もとは兵隊の駐屯地。
もちろんここで訓練もありました。

銃もあり、当時は個人での管理だったそうです。

で、ある日…

いつもの銃の訓練にて…

『おれの銃がない…』

そう、このAさんの銃だけが無くなっていました。

いくら探してもない…。

当然、教官からは厳罰に処せられ、周りも連帯責任として倍の訓練が待っていました。

「早く銃さがせよ!」
「お前のせいで俺らまで!!」

まぁ当然の流れとして責められるんですが…

本人はなぜこうなったかはわからず…確かに昨日は保管したはず。

実は同じ訓練生の数人が、あまりに出来が悪くいつも連帯責任を食ってた恨みで銃を近くの柳の麓に隠したのです。

同じように連帯責任を食らっても、このことは黙っており、同じようにいじめていたのです。

そしていつまで経っても見つからず、周りからもみはなされ…

苦しさ、辛さに耐え切れなくなったAさんは…

ある柳の麓で…
首を吊って…翌朝に発見されました。



そして…この事がばれるのを恐れた犯人達は、夜に銃を処分しようとあの柳の元へ。

そして、掘り起こして銃を手にしたときに…

『そこにあったのか…』

!??

周りを見渡すも、自分達以外にいない…

と、一人が…

「な、なんでお前がいるんだよ!死んだはずじゃねーか!!」

そう…Aさんは奇しくも隠した銃のある麓で亡くなり…あまりの無念さでそのまま霊としてさ迷っていたのです。

そして、銃を抱えて逃げる際…一人は足を斬られた感覚があり、首謀者は首を刺されたような感覚がありましたが…

彼等は必死の思いで逃げ、銃を焼却しました。



次の日、二人は特に変わったこともなく訓練へと向かい…銃の管理棟に行き自分達の銃を手にとると…

周りの銃が次々に倒れてきて、銃の暴発もありました。

一人は銃についている銃剣が深々と足に刺さり…切断を余儀なくされました。

もう一人の首謀者は…首を撃ち抜かれ即死。

やはりあのAさんの仕業だったんでしょうか。

他にも霊感のある訓練生からは

『おれの銃…銃がない…お前の銃をくれ…』

とAさんを見る事があり、それ以来…ここは

『銃くれ柳』

として今も語り継がれています。





そして…





私の時代にもその話が語られ、ふーん…てな感じで聞いていましたが…

数日後

後輩が同じような霊を夜間見回り時に見た、足を掴まれたと…

その日の訓練時…

後輩は足を折り病院へ。

やはり現実にあった…

それからは周りはなるべく近寄らないようになりました。

今もその場所には例の柳は存在し…

彼は銃を捜しつづけているのです…