長き回廊の果て(1)気がつくと私は仲間四人とその場に立っていました。周りは古くホコリっぽく…レンガ造りの壁からは丘陵の遥かかなたに何やら建物らしきものが見える。そして眼の前には石造りの冷ややかな階段。なぜここに、仲間といるのか…記憶がないが。その仲間は『上にいけば…必ず…ある』とつぶやいていた。かすかに聞き取れる程度で何があるかはわからないが、私達はその仲間とともに上を目指してのぼる事にしました。まだ空気は暖かく、周りの雰囲気も明るいものでした。