お茶を愉しむ、日々を楽しむ。 -4ページ目

お茶を愉しむ、日々を楽しむ。

表千家でお茶を勉強中。
ブログでは主に購入した茶道具などを掲載。
難しい言葉使いは苦手なのでかなりゆるい感じで。

志野焼きの細水指(中置水指)です。



あっという間に10月ですよ。
光陰矢の如し。
いや、マジ早すぎだろ、9月を実感する間もないわ。

中置のシーズンですねー。

お稽古用にお安いものをゲット。

【Info】
■No. : 30
■名称 : 志野焼細水差
■購入日 : 2014年9月17日
うんちく、ちょっと長くなったので別ページにしてみた。


広間と小間
小間:四畳半以下の部屋。まあいわゆる茶室。
広間:四畳半以上の部屋。観光地のお茶席でいただくときとか、大寄せの茶会(普通の人が行くお茶会はほぼこれ、人がいっぱい来るやつ)が行われるのはこっち。

”以上”、”以下”とあるけど、じゃあ四畳半は?となると思いますが、四畳半はどっちにも使える。
なので、もし家に茶室を作るとしたなら四畳半がおすすめ!としばしば言われます。

かなーりざっくりな説明ですが、このあたりを知らないくらいの人が小間の茶席に入ることはまずないので、そういうのがあるんだなー位に覚えておけばいいかと。


中仕舞い
最後、片づけるときに茶筅茶杓を茶碗の上に置いて最初に仕組んできたような状態に戻しますが、その茶碗と薄茶器をどこに置くかの違いです。

たいていは風炉の場合、右側に置いてある水指の前、自分から見て右手のほうに並べて置きます。これが本仕舞い。

これに対して中仕舞いは自分の正面に置き並べます。

先生にお伺いしたところ、広間で風炉の運び点前の場合は必ず中仕舞いするとのこと。これは運び点前は全体にシンプルなので、ちょっと変化を付けるためではないか、とおっしゃられていました。
※表千家 男点前です。

それでは今回は、薄茶 風炉の運び点前をまとめてみたいと思います。

よく略点前(盆点前)の次に習います。基本が詰まった大切なお点前ですよね。
広間、という体で中仕舞いにします。

広間と小間、中仕舞いのうんちくはこちら


0.最初の状態です。
風炉釜だけが左寄りの位置に置かれた状態です。
広間なので、今回は風炉先(屏風)があります。



1.最初に水指を運びます。
部屋に入る前に総礼。

水指を持って点前畳に入ったら自然に右により、風炉の右側に置きます。



2.仕組んだ茶碗と薄茶器を運びます。
先ほどと同じように右により、水指の前に二等辺三角形を描くように置きます。



3.最後に蓋置と柄杓をセットした建水を運びます。
建水の位置は膝より少し下。



4.左手で柄杓を取り、右手を添えて左手に構え直し、次いで右手で蓋置を取ります。

建水の中にあるとき、蓋置の正面は図の下方向を向いています。
これを反時計まわりにクイッと回して、正面がお客様の方(自分の左ひざの方)を向くようにして、風炉の左側、風炉先との間に置きます。

柄杓をその上に置き、切止(柄の先っちょ)が左ひざ前に来るように斜めに置きます。



5.ここで総礼をして、建水を膝のラインまで出します。



6.茶碗を三手(右前、左、右の順で持って)で体の正面に置きます。
茶器を茶碗と体の間に置きます。



7.服紗を捌き、茶器を拭いて、水指の前ちょっと左(さっきまで茶碗があったあたり)に置きます。

服紗を捌き直し、茶杓を拭いて茶器の上に置きます。
茶筅を茶器の右側に立てて置きます。



8.茶碗を手前に引きます。

 

9.右手で柄杓を取り、左手に構えなおして、釜の蓋を取ります。

蓋を蓋置の上に置いて、茶巾を蓋の上、つまみに立て掛けるように斜めに置きます。

 

10.柄杓を横にして、右手に持ち替え、茶碗にお湯を汲みます。
柄杓は釜の口に置きます。(切り柄杓)

茶筅通しをします。

右手で茶碗を取り、お湯を2回ほど回して茶碗を温めます。
左手でお湯を建水に捨てます。

茶碗を左手に持ったまま、右手で茶巾を取り、茶碗の手前側から茶巾を中に入れます。

茶碗を拭きます。

茶巾が入ったままの茶碗を右手で体の正面に置きます。
茶巾を蓋の上に戻します。

 

11.茶碗にお茶を入れます。
右手で茶杓を取り、左手で茶器を横からとります。

茶杓を握りこみ、茶碗の近くで茶器の蓋を取り、蓋は茶碗の右側に置きます。
茶杓で1杓半、お茶を入れ、櫂先(茶杓の先っちょ)で三の字を書くように茶を均します。

茶杓を握りこんで、茶碗の縁でコンコン。

蓋をして、茶器、茶杓を元の位置に戻します。

 

12.水指の蓋を開けます。
三手で開けます。
右手でつまみを持ち、水平のまま体の前に持ってきます。

左手で縁を取り、外にひねるように垂直に立てます。

左手の上側のあたりを右手で取り、水指に持たれ掛けさせるように水指の左側に置きます。

蓋の内側(つまみがない方)が外(風炉の方)を向いているのが正しいです。
(図、間違ってます。次回から直すということで。。。)

 

13.お茶を点てます。
柄杓にお湯をたっぷり汲み、半分ほどを茶碗に注ぎます。
残りのお湯を釜に戻し、柄杓を釜の口に置きます。(置き柄杓)

茶筅でお茶を点てます。シャカシャカ。

茶筅は元の位置に戻します。

 

14.お茶をお出しします。
茶碗を右手でとり、反時計回りに大きく2回(合計180度くらい)回して、正面をお客様の方に向け、自分の右手の自然な位置(通い畳?)に置きます。

 

15.すべてのお客様にお茶をお点てしたとして、片づけます。

戻ってきた茶碗、もしくは替茶碗をすすぎ温め、お湯を捨てた後、 お正客が「お仕舞いください」とおっしゃられたら、軽く礼をします。

茶碗を正面に置き「お仕舞いいたします」で総礼。



16.柄杓を上から掴むようにとり、お水を茶碗に汲みます。
お水は全部茶碗に入れ、柄杓はまた釜の口に戻します。
引き柄杓。水を汲んだ後は引き柄杓になるそうです。

茶筅すすぎをします。

建水にお水を捨て、茶碗を左手に持ったまま茶巾を入れて、右手で体の正面に置きます。

茶筅を最初のように茶碗の上に置きます。

右手で茶杓を持ちます。

 

17.左手で建水を下げ、そのままの手で服紗を捌きます。
茶杓を清め、伏せて茶碗の上に置きます。

 

18.中仕舞いにします。
右手で茶碗の右側を取り、少し左に置きます。

茶器を右手でとり、茶碗の右隣りに並べておきます。

 

19.柄杓を上から掴むように取り、お水を2杓、釜に入れます。

柄杓を左手に構え直し、釜の蓋をします。

柄杓を横にして右手に持ち替え、最初のように蓋置の上に置きます。

 

20.水指の蓋をします。

開けた時と逆の三手、右手で蓋の上の方をつかみ、立てたまま体の前に持ってきます。

左手で右手の下側をつかみ、手前にひねるように水平にします。

右手でつまみを持ち、そのまま蓋をします。

 

21.柄杓を右手で取り、横にしたまま、右手が柄の節のあたりを上からつかむ感じになるように持ち直します。

蓋置を左手で取り、右手の指に掴ませます。
柄杓がサンドイッチされてる感じです。

左手で建水を持ち退出します。
この時は建水を持っているので左回りに回ります。(ほかは右まわり)

戻ってきて、正面に座ります。

 

22.茶碗、茶器を持って部屋を出ます。

戻ってきて、右寄り、水指の前に座ります。

 

23.最後に水指をもって出ます。

部屋を出たところで総礼です。

最初の状態に戻りました。

 

終了です。
お疲れ様でした。


風炉の運びは基礎の基礎、ということで、前回より意識的にコマ割りを多くしてみました。
でもまだまだ改良の余地はありますね。

表現の仕方も精進していきます。